5月の句会、兼題は「夏シャツ」「柏餅」。すでに夏の季語だ。
今回は、先生不在の句会になったため、例句などを味わいつつの解説などはなかった。
「夏シャツ」は、夏の生活の季語で、傍題に「白シャツ」「開襟シャツ」「アロハシャツ」などがある。「アロハ」で詠んできた人もいた。
『俳句歳時記・夏』には、こうある。
涼しげな生地や色合いのシャツ。胸元の開いたデザインも多い。
そんな季語を置き、詠まれた句はこちら。
夏シャツの白さ深夜の訪問者 野見山朱鳥
白シャツが深夜に浮き上がるコントラストを詠んでいる。
海を見にいく白シャツは帆となって 浅井民子
海、白シャツ、それをまとう風。爽やかな句だ。
「柏餅」も、夏の生活の季語。傍題は載っていなかった。
句会で知ったのは、柏は新芽が出るまで古い葉が落ちないため、新芽を子、古い葉を親に見立て「家系が絶えない」「子孫繁栄」と結びつけて、端午の節句に使われるようになったということ。
こういうマメ知識を知ることができるのも、句会ならでは。
てのひらにのせてくださる柏餅 後藤夜半
やわらかだけれど、重みもある柏餅。手のひらにフィットしそうだ。温かな気持ちになる句。
太郎とは男のよき名柏餅 長谷川櫂
端午の節句らしい、力強く未来を感じる明るい句。
わたしの句は、こちら。
一歩から紡ぐ歩みや柏餅
子供たちが歩き始めた瞬間を思い出し、詠んだ。
誰にでも最初の一歩があり、それがずっと続いていく。人は一生に何歩歩くのだろう。そんなことを思い巡らせた。
「一歩」「歩み」が重なるのが気になるとの指摘を受けた。推敲、どうしようかな。
6月の兼題は、「蝸牛(かたつむり)」「虹」。
来月の句会には、もう梅雨入りしているだろうか。

柏餅の写真がなかったので、これまで載せたスイーツを並べてみましょう。
富士吉田の和菓子屋さん「金達磨」の牡丹餅。

山梨銘菓「くろ玉」のキャラメル味。

「PEI COFFEE」の大人のプリン。

沖縄「オハコルテ」のヒラミーレモンケーキ。一緒に沖縄を旅した友人が送ってくれました。

同じお店の「しあわせをはこぶとりサブレ」。可愛い♡
こんにちわ
季語で季節を先取り、季節をしみじみと感じる。
とても素敵なことだなあ~と思います。
日々に追われているとついつい、あっという間に季節が過ぎ去り、愛でぬまま、また次の季節がやって来る・・・。
てな感じです。
父が亡くなった時に、母に欲しいと申し出たのが、愛用していた俳句歳時記でした。
母は母で、持っていたので・・。
ページをめくり、言葉を探るだけでも、豊かな気持ちになったことを思い出しました。
先日、リンボー先生の本を読んでいて(彼は短歌や俳句にも造詣が深い)大正天皇の句が素晴らしかったのを思い出しました。
蝸牛がお題でした。
メモ帳に書いたのであとでお知らせしますね。
今年の端午の節句には柏餅を買わず、私のイーストドーナッツを元子ども3人で食べました。
牡丹餅も他のスイーツも美味しそうですね。
キャラメル味ではないですがくろ玉はこちらで知って注文して頂きましたよ。
美味しいお菓子ですね。
今偶然ですが、母と子供たちが1~2歳の頃の写真を見ていました。
写真の私も母も若くてびっくりです。
娘も息子も一升餅を背負って一歳の誕生日を祝いました。
はじめの一歩、忘れましたが我が家は娘11か月、息子7か月半で歩きました。
その瞬間はどちらも見逃してしまいました。
さえさんの3人のお子さんのへの想い十分伝わってきます。
ジーンとしました。
この命が果てるまでいったい何歩歩くのでしょうね。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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