毎年、夏に町内で開催される「北杜市明野サンフラワーフェス」。
ひまわり畑が夏の観光の目玉となる明野町で暮らしているのだからと、今年はひまわりの苗の定植作業を手伝いに行くことにした。
10年以上まえに一度だけ、種まきボランティアに参加したことがあったが、種ではなく苗を植えるようになっていた。
仕事は、広い畑に北杜市のスタッフが長いロープを張り、ロープに等間隔に結ばれた赤いリボンの位置に苗を植えていく、という作業。
小さな苗で、わたしの親指ほどだろうか。根っこ部分には、土がついている。
土を掘り、苗を植え、まわりの土をかぶせる。
「こんなに硬い土で、だいじょうぶなの?」
「午後から雨みたいだから、だいじょうぶなのかな」
「去年のひまわりが芽を出してるけど、抜いた方がいいのかな?」
「どうでしょう」
「このふたつの畑だけでいいの?」
「咲く時期をずらすために、時期をずらして違う日に植えるんじゃないかな」
初めて会ったボランティアさんと、そんな会話をしながら淡々と作業する。
そして、誰もが口にしていたのは「こんなに間隔開けるんだ」ということ。50㎝ほど離れた小さな苗たちで畑いっぱいにひまわりが咲き乱れるさまを想像するのは、難しい。
作業は、1時間ちょっとでわりとあっけなく終わった。
もっと植えたかった感が残ったが、急に4月並みの気温に下がった朝、身体は冷えていて、しんどいと思わないくらいがちょうどよかったのかもしれない。
次回のボランティアは、8月9日。フェス開催中のひまわりの花がら摘み。次回はひまわり畑のなかを歩けそうだ。

薄曇りで、気温の下がった朝でした。南アルプス連峰も霞んで。

取材のドローンやYBSテレビなども来ていました。その日は、放送されなかったけど。

ピンと張ったロープの赤いリボンの位置に、苗を植えていきます。

植え終わったひまわり畑。

硬い土だったけど、夜けっこう雨が降り、根を伸ばしていく苗たちが想像できました。

去年のひまわり畑。こんなふうになるのかな。

ひまわりの花言葉は、「あなただけを見つめる」「憧れ」など。

夏山は霞むことが多く、ひまわりと山々のコラボ写真はなかなか撮れなくて、貴重なショットです。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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