2カ月ぶりに髪を切った。
といっても、3cmほど。毛先を揃えたとも言えるくらいだ。
たったそれだけのことだが、小さなストレスがなくなった。
特別、不便とか、面倒とは思っていなかったのだが、毛先が絡まることがなくなったことで、髪をとかす洗面所が少し明るくなったように感じる。軽くパーマもかけているし少し毛先が絡まるくらいは当たり前だと思っていたのだが、けっこうストレスに感じていたのだ。
こういう小さなストレスって、気づかない場所あちらこちらにあったりする。
たとえば、チューブ式の乳液を使っているのだが、少なくなってくると絞り出すのがちょっと面倒だ。毎日のことなので、それが小さなストレスになってくる。そういうときには、思い切ってチューブの端を切って容器に出してしまう。それだけでずいぶん気が楽になる。
だから、夫が使うドライヤーの調子が悪いと聞いたとき、
「じゅうぶん古いんだから、それがストレスになるんなら買い換えれば?」
と、すぐに答えた。
気づかないほどの毎日の小さなストレス。
ふと感じたときに、それを取り除くことって、案外大切だ。
切ったばかりの髪はこんな感じです。強風のなかでの撮影(笑)
風に雲を飛ばされた八ヶ岳は、雪化粧した美しい姿を見せていました。
白と青のコントラスト。まだまだ、真冬の顔をしています。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。