京都の尊敬する人生の先輩とも言える年上の友人から、佃煮が届いた。
手話教室のバザーで買った手作りバッグを送ったら、気を使ってくださったのだ。
バッグは猫柄で、しっかりしたリバーシブルになっていてたっぷり入りそうだったので、ふと思いつき送らせてもらった。
3匹の猫を可愛がっている先輩のところには、猫グッズがいっぱい。
だから喜んでくださるだろうと思った。それだけだったのに。
でも、蕗も山椒も大好き。うれしくいただくことにした。
蕗にも山椒が入っていて香り豊か。塩気が少なめで味わいが濃い。
大好きな味だ。
最近、思う。
思いは届くのだと。
わたしがバザーで猫好きな先輩を思い出した気持ちも、先輩がわたしを思い山椒の佃煮を選んでくださったのも、手話の「優しい」という単語のような目には見えないふわふわとした「思い」があってのこと。
日々いろいろあって悲しいことも悔しいこともあるけれど、そういうふわふわとした「思い」は、きっと誰かから誰かへ今日も届いているはずだと。
わーい! 蕗も山椒も大好き♡
さっそく蕗を開けて。いい匂い。山椒も入ってる。
肉豆腐(夕飯の残り)の朝ご飯に。偶然にも山椒入りの肉豆腐だったので、蕗を最初に開けました。
鎌倉風しらすオムレツの朝食にも。
休日、夫が焼いてくれた鎌倉風しらすオムレツ。香ばしかった♩
ひとりサボり朝ご飯、エノキの卵とじ汁だけ……も、山椒の佃煮があれば豪華に(笑)
美味しい♡しびれる~♩
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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