「これがいい!」と強く思った瞬間、視野は狭くなる。
そして「それ」に一生懸命になると、さらに視野は狭くなる。
「その方向」に突き進んでいくと、無意識のうちに後戻りすることを恐れ、さらにさらに視野は狭まっていく。
常に、広い視野を持ち、ひとつの考えに固執することなく、多くの可能性を見いだしていきたいと考えているにもかかわらず、知らず知らず狭い道へと足を踏み入れていることが、よくある。
それに気づいた瞬間、パッと視野は広がり、自分自身の未熟さに驚かされる。
気功整体で顎関節症が治って以来、痛めた左腕を治療しに、続けて通っていた。
気功なら治る「これがいい!」と思ってしまったのだ。
そして、寄りかかるように気功整体頼みになってしまっていった。
だが、「温湿布貼ってみたら?」と夫に言われ、ハッとした。
他にできること、体操やサポーター、温湿布などを何もせず、ただただ気功整体に通っていた自分に気づいたのだ。
ということで、湿布を貼りながら、frozenshoulder予防の体操もがんばります。
このところ、毎日のように富士山が美しい姿を見せてくれます。
夕日を浴びた姿です。富士山は360℃の視野で、人間たちを眺めているのでしょうか? 360℃、違う姿をしているのでしょうか?
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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