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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

林檎と蜜柑

林檎が、美味しい季節だ。

ここ北杜市明野町には、いくつか林檎園がある。

もうすでに、林檎のなかでもラストの品種「ふじ」のみが売られていた。

 

「林檎」は、秋の季語。傍題は、「林檎園」「林檎狩」など。

ちなみに冬の季語に、「冬林檎」がある。

『俳句歳時記・秋』から、好きだった句。

林檎もぎ空にさざなみ立たせけり  村上喜代子

ブログのお友達のhanamomoさんは、よく俳句を引用していて、そこで知った印象的な句もある。

林檎剥くリボン解いていくやうに  小島和子

発想という点で思い出したのは、西村祐見子童謡集『せいざのなまえ』に収められた詩「はさみ」だ。

「はなればなれに したものを 

いつか こうして むすびたい」

 

つくえの なかで 

はさみは ひとり 

りぼんむすびに なっている

さて。最近、蜜柑も食卓に上がるようになった。

「蜜柑」は、冬の季語。傍題は、「密柑山」など。

子の嘘のみづみづしさよみかんむく  赤松蕙子

俳句には、基本の知識や音律のほかに、発想や感性が大切になってくるのだとあらためて感じた。

けれど、そこに偏ってはいけない。

自分がほんとうに感じたことを、瞬間を、素直に詠むことを忘れずにいたいと思う。

大きな大きな「ふじ」りんご。

1本のリボンにしようと思いましたが、途中で切れてしまいました。っていうか、太さもまちまち(笑)

こちらは、スーパーで買った熊本の蜜柑。

熊本は、玉名市(たまなし)の蜜柑でした。

久しぶりに『せいざのなまえ』を開きました。

 

COMMENT

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  1. hanamomo より:

    こんばんは。
    リンクしてくださってありがとうございました。

    そしてこの俳句を覚えてくださってこうしてブログに書いてくださったこと本当に嬉しく思います。
    最近こうやってくるくる真っ赤な林檎を剥くことがなくなったような気がします。
    二つに割って、更に割ってから皮を剥いています。
    こうやって剥くと赤いリボンのようですね。

    先日フランスブルゴーニュのワインの事を特集した番組を見ていたら、小さな村の林檎祭りで、林檎の皮の長剥き競争があって楽しいな~と思いました。
    女優の岸恵子さんが挑戦していました。
    賞品は小さな(日本の林檎に比べ)林檎が一箱というのもいいですよね。

    さえさんのお陰でブログに載せた俳句を調べてみました。
    そしたら似たような俳句を見つけました。
    これは秋田の地方紙に載っていたものです。

    りんご剥く赤きリボンを解くように 潟上市の藤田幸子さんの句

    この句もいいでしょう。
    くるくると剥けた林檎の皮を赤いリボンに見立てた感性が素晴らしいですね。
    私も途中で切れてしまいます。

    子の嘘のみづみづしさよみかんむく  赤松蕙子
    この蜜柑の句も素晴らしいですね。
    玉名の蜜柑私も買いました。

  2. さえ より:

    >hanamomoさん
    こんばんは~♩
    林檎の皮、ほんとリボンのようですよね(^_-)-☆
    素敵な句を教えてくださって、こちらこそありがとうございました。
    林檎の皮むき競争、楽しいですね~フランスには「タルトタタン」もあるし、林檎がたくさん採れるのでしょうねえ。
    その番組は見ていませんが、綾瀬はるかがフランスを旅する「ハルカカナタ」という番組でタルトタタンのコンクールがあると知りました。
    賞品が林檎ひと箱。素敵~♩
    ここ明野は大根が特産で、お祭りでは子供たちが大根おろし競争をするんですよ。こちらも楽しいでしょう。
    蜜柑の句も、ハッとしますよね。
    玉名の蜜柑、みずみずしくて美味しかったです。

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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