ペペペ日めくりカレンダーを、変わらず毎日楽しんでいる。
なかでも最近目についたのは、めくる氏とあささん夫婦の関係性である。
6月13日は「夜中に1人になりたくて散歩にでかける日」だった。
あささんが「ちょっと散歩してくるけど、すぐ帰るから心配しないで~」と出かけようとする。めくる氏は「うん。気を付けてね」と布団のなかから見送る。
このシーンだけで、ふたりが自立したひとりの人としてたがいを尊重し合っていることがわかる。ひとりになりたい夜はたぶん誰にでもあって、相手を心配する気持ちもまた抑えがたく、なかなかひとりで出かけられなかったり、心配するあまりひきとめたりしてしまう。それを、自然体でやってのけるこの夫婦は、けっこうすごいなあと思うのだ。
子どもたちが幼かった頃、夫の帰らない夜、ひとりで夜中によく出かけた。たいていはレンタルビデオ屋だった。あのときはひとりになりたくてたまらなかったのだと、今頃気づく。子どもたちは目を覚ましていないかと気にしつつも、じっくりと観たい映画を選ぶ時間が、きっと何かから救ってくれたのだろう。
ひとりになりたい夜、どうしていますか?
ちょっと意味が違うけれど、独身の時、父が厳しい人で、門限が決まっていてあまり自由がなくて、
結婚したら、門限を気にしなくていいんだって嬉しかった事を今も覚えています。
その時は主人と二人でいる事が当たり前みたいに嬉しくて。
子供が小さい時は、うちも3交代勤務で、夜中もいない日も多かったけれど、一人になりたいと思って、家を出た事はなかったなぁ~
で、今はほとんど一人なので、自由だ~って思って、こういう考えは全然思いません。
でもでも、これからが問題なんですよ。(笑)
定年退職して、主人と一緒に居ると、絶対に思うと思います。
一人になりたい時、夜中一人で出かけて、見送れる夫婦になれるだろうか・・・?
さえさん、どうしていますか?
ユミさん
お父さま、門限厳しかったんですね。
わたしは真逆でおおらかすぎる放任の家庭で育ちました。だから、結婚してからの方が自由がなくなった気がしていました。そして娘たちは夫の門限の厳しさに反発していました。
でも、今はユミさんとあまり変わらない状況かな?
ひとりの時間、たっぷりあります。
だからおんなじように考えます。これからが問題(笑)
夫は干渉しているというよりは心配性なんだと思います。
夫婦関係は、たぶんこれからも育っていくんでしょうね。どうなることやら(笑)
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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