年越しも押し迫ったクリスマス。
炬燵が、壊れた。
全く電気がつかない。温まらない。10年以上は使っている。脚は何度となく修理した。
ちょうど、ボロボロになった炬燵布団を買い換えたところだった。
まるで、新しい炬燵布団とはそりが合わないと、そっぽを向くかのように動かなくなった。
「何もこんな年の瀬に、壊れなくても」
「正月に、炬燵がないのは淋しいね」
急ぎ、駅前のノジマへ買いに走った。
ちょうど同じ大きさの炬燵が、ラスト2つだけ3割引の赤札をひらひらさせて通路に淋しそうにたたずんでいた。
図らずも天板は、ソファーの木の色と似た焦げ茶。チョコレートブラウンだ。
ソファーに合わせ、濃紺にした炬燵布団ともマッチしている。
こんな年の瀬に、と思うけれど、いつだって何が起こるかわからないのだ。
とりあえずは、炬燵ぬくぬくな正月を迎えられそう。
電化製品のみならず、ひとつひとつのことごとに、感謝である。
新しくやって来た炬燵&炬燵布団です。ソファーの色と合わせました。
火鉢の色とも、合ってる感じ。
柄は、孔雀。
玄関にも、もうひとつ火鉢があります。どちらも家を建てたときに、設計士さんがプレゼントしてくれたものです。
こちらは、鶏と。
鴨かな?
お初、炬燵おろしは鰹の土佐づくりと肉じゃが、菜の花と鶏肉の辛子和えの夕餉でした。
さえさんのお宅も炬燵でご飯を食べてらっしゃるのですね。
うちもです。
最近、炬燵のないお家が多いので、炬燵を見るとホッとします。
火鉢もいいですね~~ 2つとも!
うちも実家から持ってきた火鉢があるんですけど、火鉢の役割をせずに、
ガラスで蓋をして花台になっています。
さえさんのお家には火鉢がとってもお似合いですね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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