クリスマスイブは、忙しかった。
朝から夫婦で、寝室の大掃除をした。夫は、大掃除となるとはりきる。わたしはもともと掃除が苦手。そんなこんなで大掃除となるとケンカとまではいかなくとも、どちらも機嫌が悪くなることが多かった。だが夫婦も33年も経てば、たがいのペースがわかってくる。きのうは、仲たがいすることなく掃除を終えた。
昼食後、清里の『萌木の村』に向かった。
そこにある『萌木窯』の店主は夫の友人で、所用があったのだ。わたしはわたしで、同じ『萌木の村』のなかにある『自然木工房ONO』に用事があった。
たがいに所用を済ませ、ふらふらと『萌木の村』を歩く。オルゴールミュージアムやフォトギャラリー、様々な雑貨店、メリーゴーランド・カフェなどが並ぶ、デートコースにもなるようなスポットだ。カップルや家族でクリスマスを楽しむ人たちが歩いている。
わたしたちも、クリスマスイブをここで過ごそうと夫婦で歩いているように見えるのだろうかと、ちょっと不思議な気持ちになる。
そのあと、夕食の買い物をしようとスーパーに向かう途中、八ヶ岳大橋を通った。明野から観るよりも八ヶ岳が迫るように大きく観える観光スポットだ。
せっかく晴れていたので、車を停めて写真を撮った。
そして通り道の『中村農場』で骨付きチキンを買い、スーパーで買い物をしてローストチキンを焼いた。セロリと人参、玉葱と庭のローズマリーなどに3時間漬けこみとても美味しく焼けた。
予期せずのことであったが、振り返ればここ数年ここまでクリスマスらしく過ごしたことがあっただろうか、というくらいクリスマスイブらしい1日だった。
デートスポット『萌木の村』の魔法か、それともやはり、それもこれもサンタクロースの仕業なのだろうか。
『萌木の村』です。『自然木工房ONO』のトナカイがお出迎え。
広場にはサンタさんのソリをひくトナカイたちが。
メリーゴーランド・カフェがあるんです。
八ヶ岳大橋から観た八ヶ岳。明野から見るのと違う顔をしています。
野菜と一緒に焼いたチキンです。
メリークリスマス!
清里の萌木の村、可愛いところですね。
トナカイとメリーゴーランド。
ヨーロッパのクリスマスみたいです。
こんな感じのメリーゴーランド。
パリにもありましたね。
澄んだ景色がとても素敵。
チキン、ジューシーできっと美味しいのでしょうね♬
ぱすさん
メリークリスマス☆
『萌木の村』可愛いところでしょう?
ヨーロッパのクリスマスみたいかな?
このメリーゴーランド・カフェでは娘がアルバイトしていたことがあります。
地元なので、友人がやっているお店もあるし、用事で行っただけだったんですが、観光スポットなんだなあって実感しました。
チキン、平飼いの鶏だったので、しっかりしていて肉厚でした。美味しかったです♡
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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