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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

初めての山登り

子どもの日のきのう、市内にある『日向山(ひなたやま)』に登った。

駐車場から頂上まで1時間半くらいで登れる「日向山ハイキングコース」と呼ばれる初心者向け、初めての山登りにぴったりの山である。

登山靴はもう何度も履き、昨年はカンマンボロン登山に挑戦した。

それでも「初めての山登り」としたのは、カンマンボロンでは山頂へは達していないからだ。頂上まで登る。そして下山する。そんなシンプルな初登山に夫が選んでくれたのが『日向山』だった。

 

スタートして、すぐに息が切れてきた。山登りなのだから当然だが上り坂が続く。足もとは土で、丸太で階段などを作り整備してある登山道だ。

「ゆっくり、踏みしめるように歩かないと1時間半登れないよ」

夫に声をかけてもらいながら、前を歩いた。早く登りたいという気持ちからペースが速まりバテてしまう初心者が多いらしい。

ゆっくり歩いて、1度休憩をとり、2時間近くかけてぶじ山頂に着いた。

 

そこにはなんと、白い砂浜が広がっていた。

「知らない方が、驚きがあっておもしろいでしょ」

夫が、うれしそうに笑う。

駐車場がいっぱいになるほど人気がある山だとは聞いていたけど、まさか砂浜があるなんて。開けたその砂地から、甲斐駒が間近に大きくそびえている。八ヶ岳もいつも見る形とは違う表情でのびのびと裾野を広げている。なんとも気持ちのいい場所だった。

 

初めて山を登って知る。山登りの先輩である夫は、常にわたしを気づかい、楽しく過ごせるよう考えてくれていたのだ。重い荷物を担ぎ、砂浜の上で湯を沸かして珈琲まで淹れてくれた。

すれ違うたびに挨拶を交わす登山者たちを見ていると、たぶんみんなそうやって家族や友人、パートナーを気づかいながら山を楽しんでいるのだろうと思えた。

そしてもう一つ知ったのは、山道は常に平たんな場所はなく、次に踏み出す足をどこに着地させるか考えながら自分の足で歩くものだということと、それが意外にもおもしろいということだ。

わたし的には、最初からけっこうきつい登りでした。

頂上に着いて、びっくり! 砂浜が広がっていました。

砂浜の向こうに八ヶ岳が見える。不思議!

のんびりと砂浜の上で過ごす人たちが、いっぱいいました。

夫が淹れてくれた、インスタントのカプチーノ。

わ~、細い砂の道を先っぽまで行ってる人もいる。怖い。

いつも観ている甲斐駒だけど、こんなに近いと別の山のよう。

フォトジェニックやなあ。

 

☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログは、こちら。

【山頂に真っ白いビーチ広がるフォトジェニックな『日向山』登山】

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PROFILE

プロフィール
水月 さえ

随筆屋。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

夫が営む広告会社で経理を担当。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。

『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

随筆かきます。

 

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