でこぽんの季節が来た。
毎年、でこぽん売り出しを知るのは、スーパーの店頭だ。
合図は、バレンタイン。
お正月が落ちついた頃に売り出すバレンタインチョコレートのカラフルでにぎやかな売り場のすぐ横に、たいてい初物のやわらかなみかん色をした瑞々しいでこぽんが並んでいる。
その「人間が作り出した季節イベント」と「自然の季節もの」の対比がおもしろく、そしてバレンタインの売り場を見て、
「あ、でこぽん♡」
と毎年うきうきと探す自分がまた、おもしろくもある。
たぶんひと昔前にはズレていたのだろうが、年々チョコが並ぶ日が早まり同時期になったのだろう。
個人的には、この不思議な組み合わせを歓迎している。
初物のでこぽんは、安価ではないがひとつふたつは食べておきたい美味しさだからだ。
嫌でも目立つバレンタイン売り場が、そっとささやく。
「でこぽん、売り出してまっせ」
「あ、バレンタインさん、ありがとう。でこぽん買うね」
忘れっぽいわたしでも、そう気づくことができるのだ。
大きいでこぽんを1個買いしました。今週は神戸に帰省し留守にする予定なので、1個だけ。
これは普通のワインオープナー。ミニサイズじゃないんですよ。でこぽんの大きさ、わかりますか?
写真ではうまく撮れませんでしたが、瑞々しかった。
大きさと言えば、義父が年末に送ってくれた甲南漬けの瓜、大きかった! ミニサイズのまな板じゃありませんよ~
朝ご飯の楽しみに、いただいています。胡瓜と牛蒡、茄子も入っていました。
これからかんきつ系が、美味しくなりますね。
春が近づくのと同時に、美味しいものが出回りますね。
大きなデコポンですね!
そのまま、口に運んで、私も大好きです。
甲南漬けも大きいですね~。お酒にも合うでしょう。
昨夜、サンテレビをつけていたらとても久しぶりに甲南漬けのCMを見ました。
甲南漬け~♪という、ハモリの部分が私は好きで、そのことを夫に話したのでした。
奇遇です(笑)
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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