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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

カルボナーラと苦手意識

夫がベーコンをスモークしたので、それを使おうとカルボナーラの夕餉にした。

 

じつは、カルボナーラには苦手意識が強い。

遠い記憶でしか作ったこともなく、うまくいったことがない。

カルボナーラが苦手というより、パスタを茹で上げソースを和える時間がタイトなのが苦手。

チーズや卵黄は常温にしておくが、熱い生クリームと熱いパスタと和えても、どんどん冷める。皿も温めておくが、やはり冷めていく。その上、麺は伸びる。

早く、早く、と急き立てられる。

スピードを要することが、得意ではないのである。

だから、煮物やスープ、鍋、冷蔵庫にストックできるサラダやマリネを作りたくなる。そういう料理があると安心する。

 

そんな苦手だったカルボナーラは、思いのほか美味しくできた。

そう思ったひとつの要因には、還暦を過ぎ、以前のようにはテキパキできなくなっている自分を受け入れた、ということがある。

時間が経てば、パスタは冷めるし伸びる。

その時間をどう捉えるかは、自分次第なのだ。

肩ロース肉とバラ肉、2種類のスモークベーコン。

肩ロースを使って、作りました。

卵黄を混ぜると、黄色くなりました。さっぱり風味のカルボナーラでした。

翌日は、ふたたびクランベリー胡桃パンを焼いて。

肩ロースのベーコンでスペイン風オムレツ。

簡単野菜スープも、ベーコン入り。

COMMENT

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  1. hanamomo より:

    まずはクランベリー胡桃パンおいしそうです!
    甘いジャムをつけてもいいし、そのまま焼いて食べても美味しそう。

    カルボナーラ・・・・この音の響きが好きです。
    ナーラというところがのどかだな~といつも思うのです。

    自家製ベーコンで作るカルボナーラ・・・・レストラン顔負けですね。
    ほんわかしたクリーム色は春の色ですね。

  2. さえ より:

    >hanamomoさん
    クランベリー胡桃パン、我が家の味になりつつあります。
    少しだけトーストするのが、いちばん美味しいような気がします。
    カルボナーラ、ほんと、長閑な響きですね。
    たっぷりかけた粗挽き黒胡椒が炭「カルボーネ」をまぶしたように見えることから、炭火焼職人「カルボナーロ」のパスタ「カルボナーラ」と呼ばれるようになったという説もあるようですよ。
    夫のベーコンは、一度茹でるのでやわらかなスモーク臭。料理に使うにもいい感じです。
    卵の色は、春の色ですね(^_-)-☆

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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