立派な大根をたくさんいただいて、日々楽しんでいる。
料理するにつけ思うのは、大根はどんな相手にも寄り添い、相手の味を生かし、自らのなかに吸収していく、ということだ。
甘酢で漬けた柚子大根の柚子に対しても。
おでんのほかの具材にも。
鶏肉との煮物も。
帆立缶とマヨネーズで和えたサラダでも。
鰤大根にしても、イカと煮ても、豚バラと炒め煮にしてもそうだ。
焼き魚の片隅に添えられた大根おろしなどを見ると、切なくなるほど控えめなのに、あるのとないのとではまったく違う料理になる。
どんな相手にも寄り添い、相手の味を生かし、自らのなかに吸収していく。
わたしはいつか、大根のような人になりたい。
お米の30kgの袋が小さく見えますね。大きな白菜とふっとい大根。
友人のお庭に生った柚子もいただきました。
柚子大根を漬けて。
大根たっぷりおでんの朝食。大根葉もじゃこと炒めました。
大根と骨付き鶏肉の煮物には、七味唐辛子をたっぷりかけて。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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