近所の、自給自足生活に近い暮らしをしている農家さんから、畑で育てた乾燥大豆をいただいた。
さっそく戻して、ひじきと五目煮にした。
普段は煮豆などしないので、意外と簡単に作れるのだと驚いた。
一晩水に漬け、30分ほど弱火で茹でれば、水煮ができる。それを普通に、ひじきと煮るだけだった。
煮上がった豆は、ふっくらとして瑞々しく甘く、しっとりコクがある。
翌朝、朝食を食卓に並べ、気づいた。
大豆尽くしの献立になっていることに。
五目煮豆、納豆、豆腐と油揚げのお味噌汁、豆もやしのナムルまでが並ぶ。
ほぼ植物性のものだが、たんぱく質は豊富だ。
普段から、けっこう大豆製品を口に入れているということだ。
その日の午後、所用で隣町との境にあたる信号を通って、ハッとした。
「大豆生田(まみょうだ)」
大豆が生まれる田んぼ。昔から、この辺りでは大豆が作られていたのだ。
美味しいはずである。
とりあえず、100g戻しました。乾燥大豆は、まん丸なんですね。
500ccの水にしたして。
おお! 丸かったのが楕円になった!
冷蔵庫にあった人参とコンニャク、鶏肉を少し入れて煮ました。ひじきと鶏の出汁が利いてる~
翌朝は、大豆製品尽くしに。
五目煮豆って、なつかしい味。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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