北海道は厚岸のふるさと納税返納品は、ちょっと風変わりなモノだった。

秋刀魚の糠漬けだ。

秋刀魚を糠漬けにするなどとは知らなかったが、調べてみれば、厚岸は秋刀魚がたくさんとれるので、糠秋刀魚を作るようになったとか。

日本海を渡る北前船から、福井で作られていたへしこの調理法が伝わったとも言われているらしい。

厚岸は、北海道でも太平洋側なのに、不思議だ。

インターネットどころかラジオもなかった時代に、人づてに伝わった調理法や食の知恵。海の幸を大切にする土地だからこそなのだろう。大切にする気持ちが、情報を呼ぶのかも知れない。

ネットには生の秋刀魚を家庭で糠漬けにするレシピなどもたくさん載っていて、自分で作りたくなるほど美味しいものなのだとわかる。

実際美味しかった。皮はパリッとしていて、中身はしっとりやわらかい。青魚特有のくさみもまったく感じられない。

いただいたのは冷凍品なので、少しずつ食卓に出しては楽しんでいる。

冷凍で、たくさん入っていました。発酵食品ならではの栄養も豊富で、乳酸菌や酵素が身体の代謝を促進したり、腸内環境を整えてくれるんですって。疲労回復に効くビタミンBもいっぱいだとか。

おろして焼いたり。

から揚げにすれば、ワインの肴にもなります。

七輪で焼いたり。

大河ドラマ見ながら(笑)

定番となった生姜ご飯に、焼いた秋刀魚を混ぜたのも、美味しかった！

生姜の辛味が、よく合います。