韮崎のワインバー「koti」で聞いた、海外のワインのみを扱う北杜市内のお店「soif」に行ってみた。

ワインの生産者が多い山梨にあって、ヨーロッパのナチュラルワインを中心にセレクト販売しているこのレアなワインショップは、まったく知らなかったのだが開店して6年目だそうだ。

店舗は小さいが、地下室がカーヴ（ワインセラー）になっていて、イタリアやスペインのワインが好きな夫は目を輝かせていた。

ワインに詳しくないわたしは、なんとなく説明を聞いたりラベルを見たりして楽しんでいたのだが、1階のショップでオリーブオイルと目が合ってしまった。

若摘みのエクストラバージンオリーブオイルで、ちょっと贅沢な価格だったが買えないほどじゃない。

それを食卓で使ってみると、世界が変わった。

いつもの料理が違う味になった。美味しい。すべてがジューシーだ。視界が開けたような不思議な感覚を味わった。調味料ひとつで、こんなにも変わるものなのか。

若摘みオリーブオイルは、味が落ちるのも早いので3ヶ月ほどで使い切った方が良いとのこと。野菜庫に入れ、もったいないと思わずに使うことにした。

ときどき顔を出す貧乏性をモグラ叩きよろしく引っ込めながら、ふんだんに使っていこうと思う。

ワインショップ「soif」です。存在感がある洒落た外観。

チーズ＆ワインの店「montana」。ここも「koti」で教わったお店。帰りに寄りました。

ゲットしたワイン＆オリーブオイル＆チーズ。

さっそく、イタリアンな夕餉に。若摘みオリーブオイルを使ったウフマヨ。きれいなグリーン。

いつもの鮪とアボカドのユッケのアボカドにも、若摘みオリーブオイルを入れました。

なんでもないサラダも、オリーブオイル、白ワインビネガー、塩胡椒で特別な味に。

野菜がたっぷり、食べられます。

左が、トリュフ風味のナチュラルチーズ。右が、チョコレート風味のブルーチーズ。チーズって緑の黴があっても食べられるんですね。知らなかった。