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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

神戸牛肉まんと幸せホルモン

週の初めに、神戸に帰省した。

義母が腰椎を骨折し、安静のためにしばらく入院することになり、急遽ふたりで出かけたのだった。

幸いすぐに入院先が見つかった。

一昨日電話で話すと、足が弱らないよう、すでにリハビリを始めているという。声も元気そうだった。

翌日が夫の膝の検診だったので、とんぼ返りの帰省だったこともあり、思いのほか疲れて、還暦を迎えた自分自身体力が落ちていることを実感した。

 

その帰り。

神戸空港で土産に「神戸牛肉まん」を買った。

上の娘が帰ってきているということもあるが、夫は、一度食べてみたかったらしい。

神戸は南京町の「皇蘭」という老舗のもので、人気だという。

それが、めちゃくちゃ美味しかった。食べたことのない新しい味だ。

口に含むと、ふわ~っと幸せな気持ちになったほどである。

 

『きのう何食べた?』の6巻で、和牛サーロインステーキ極上霜降り肉(貰い物)を焼いたシロさんが言っていた。

「なーケンジ、知ってるか?人間て肉…特に牛肉喰った時だけ脳内に何とかいうシアワセ物質が出るらしいぞ…」

「うわーん それわかるう~~シロさーん、このわさびとしょうゆソースに超脂っこいお肉がサイコーに合う~~」

シロさんの言うとおり、人間が幸せだと思うとき、脳内では「セロトニン」や「アナンダマイド」なるものが分泌されているそうだ。

牛肉に含まれる必須アミノ酸や必須脂肪酸こそが、「セロトニン」や「アナンダマイド」が作り出す材料になるのだとか。

 

仕事とはいえ、月イチで女性にお弁当を作って持っていくシロさんに不安いっぱいだったケンジ。ようやくその仕事から解放されたシロさんが外食に誘ったその朝届いた、にっくき和牛サーロインステーキ極上霜降り肉だったが、やっぱ食べたら幸せ感じちゃうんだよね。

 

やわらかい神戸牛肉まんなら、義母も食べられそうだ。

退院したら、プレゼントしようかな。

入院手続きなどが終わり、帰りの飛行機までの待ち時間、三ノ宮の「にしむら珈琲」で休憩しました。濃く酸味の強いグァテマラが美味しかった。

帰りの飛行機から見えた山々。とんがっているのは槍ヶ岳かなあ。

松本空港到着直前に見えた景色です。

帰ってきて、娘が作ってくれていたカレーと肉まんを食べました。

食べたことのない味。これ、コンビニで出したら売れるだろうなと思いましたが、コストの問題がありそうですね。1個約300円でした。

今日、オーストラリアへ旅立つ娘の壮行会で、週の真ん中に焼き肉パーティをしました。

食べてしゃべるのに夢中で、最初に焼いた牡蠣しか写真がありませんでした。

幸せホルモンいっぱい取り入れて旅立った娘。がんばれ~

COMMENT

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  1. ぱす より:

    こんにちわ
    神戸に帰っておられたのですね。
    飛行機からの槍ヶ岳、とてもきれいですね♪
    夕焼けに映えて、尖った矛先は雄大で崇高ですね。

    娘さんオーストラリアに旅立たれるのですね。
    そろそろ、海外への扉が開いてきましたね。

  2. ユミ より:

    神戸にとんぼ帰りされてたんですね。
    お疲れさまでした。
    お義母様も順調のようで少し安心ですね。
    神戸にもコロナが始まった頃に行った切りだから、もう2年ほど行ってません。
    南京町の「皇蘭」は知らなかったな~
    そして娘さん、オーストラリアに行かれたのですね。
    またひっそりになりますね。

  3. さえ より:

    >ぱすさん
    おはようございます。お返事遅れてしまいました。スミマセン。
    義母は入院してから10日経ち、ずいぶん元気になったようです。
    神戸⇔松本の飛行機は、もう何度も乗りましたが、こんなに綺麗に山が見えたのは初めてです。
    忙しかったわたしたちへのご褒美かな(^_-)-☆
    娘は、オーストラリアに着き、住むところも見つけたようです。海外への扉、開いてきましたね~

  4. さえ より:

    >ユミさんお返事遅れて、スミマセンでした。
    神戸の義母もだいぶ回復したようです。入院から10日が経ちました。
    ありがとうございます。
    わたしも、帰省がなかったら神戸も関西方面も行ってなかっただろうな~
    南京町も昔行ったのをなつかしく思い出すくらいで、ぼんやりとしか覚えていないんですよ。
    娘はオーストラリアに着いて、楽しくやっているようです。どんなときにも楽しくできるのが彼女の取り柄かな(^_-)-☆

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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