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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

Blowin’ in the Wind~鰻の記憶

北杜市から「くらし応援商品券」が配布された。

ひとり5,000円分を、市内で使える商品券だ。市民と市内の店と、両方を応援しようという取り組みである。

それを使って、夫婦で鰻を食べに行くことにした。

 

清里にある「Blowin’ in the Wind」は、鰻とレコードの店。

異質な組み合わせだが、これがなかなかいい。

鰻が焼き上がるあいだ、ゆったりと音楽を聴きながら待つことができる。いい時間だった。

 

鰻を食べると、いつも前回はどこで食べたかという話になる。鰻が焼き上がるまでの待ち時間があるからかもしれない。

「Blowin’ in the Wind」では、2年ほど前に一度食べた。

その頃一緒に暮らしていた上の娘が、夫の誕生日を祝ってご馳走してくれたのだった。運転もしてくれて、ビールも美味しく飲んだのを覚えている。

「2年ぶりに、鰻を食べたってこと?」

「日本橋で食べたの、いつだっけ?」「あれ、もっとまえでしょう」

「あ、去年、諏訪湖で食べた!」「そうだった!」

記憶をたどれば、年に一度ほど鰻を楽しんでいることになる。

来年は、どこで鰻を食べるのだろうか。すでに待ち遠しいほどに、鰻は美味かった。

2年ぶりに暖簾をくぐりました。

大きなスピーカー。夫は欲しくなったようです。じっと見つめていました。

蓄音機もある~♩

横尾忠則のアート。ゆったり落ちつくソファ。

天井近くの壁に、お店のロゴが。いちいちかっこいい。

レコードやCDに囲まれた席もありました。

肝吸い。

お漬物にも手をかけていて、胡瓜と人参は糠漬け、蕪は塩漬けだそうです。

そして、うな重。もう、言葉はいらない。

お重は、サントリーウイスキーの樽で、特注で作ったそうです。和歌山から取り寄せた山椒もひと味違った。

今月末まで。ぎりぎり間に合いました。

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  1. hanamomo より:

    こんばんは。
    なんと美味しそうなうなぎ!
    これは美味しいに決まっています!
    お重、凝っているんですね。
    とても上品ですね。

    楽しいお店なんですね。
    お席はソファーですか?
    椅子もあるのかな?
    入り口は京都辺りのお店のように見えますが、中はぐっと現代的で楽しそう。

    窓から見える緑がきれいですね。

  2. さえ より:

    >hanamomoさん
    おはようございます♩
    1年ぶりの鰻、美味しかったです。
    お重も凝っているでしょう?
    席は、普通に椅子でした。
    夜の営業では、ソファにゆったり座って音楽を聴けるそうです。
    座らせてもらいましたが、ソファの向かいに大きなスピーカーがあるので、身体中に響いてくるようで心地よかったです。
    いろいろ工夫していて楽しいお店です。暖簾も上品ですよね。
    緑萌ゆるいい季節に行けて、心も開放されました。

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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