土偶に、会ってきた。
『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログで、縄文の土器や土偶を巡り御朱印をいただくという企画を紹介した。
寺社と同じく朱印をもらうのが主ではなく、縄文文化に触れ親しむきっかけとして”朱印”を用いている。
しかし、取材だ。
特別、土偶に興味があったわけではない。
ところが、である。
お隣り韮崎市の「坂井遺跡の顔面把手」を目にするやいなや、衝撃が走った。
「可愛い」
そもそもこれは、土偶ですらない。鍋の取っ手だ。顔の形をした取っ手を鍋につけていた、その取っ手部分だ。それが、なんとも可愛いらしい。
しばし茫然自失。見入っていた。
その間に、縄文のパワーを充電した気がする。
「三十三番土偶札所巡り」を紹介したら仕事は終わり。そう思っていたけれど、これ、きっと終わらない。
ソーキュートな「坂井遺跡の顔面把手」さん。ノックアウトされました。
「史跡梅之木遺跡公園」の「遍照精霊土器」は、土偶じゃなくて土器。
美土偶と評判の「ミスいしのつぼ」。
仮面が印象的な「縄文の仮面小町ウーラ」。
この2つは、同じ「韮崎市民俗資料館」でいただきました。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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