CATEGORY

BACKNUMBER

OTHER

はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

「大公寺」~あじさい寺

お隣り韮崎市のあじさい寺「大公寺」は、去年から行きたいと思っていた紫陽花スポットだ。

桜も早かった今年。紫陽花も早いだろうと出かけてみて正解だった。

ちょうど咲き始め。まだ見頃というのには少し早いが、写真を撮るにはじゅうぶんというほどには咲いていた。

これから見に行く人のためには、少し早めの記事が求められる。

 

昔から、紫陽花が咲くお寺は多かったという。

今のように医学が発達していない時代、寒暖差の激しいじめじめした梅雨の時期には流行病が広まり、多くの人が命を落としたそうだ。

梅雨に咲く紫陽花をお寺の境内に植え、冥福を祈る。そんな意味合いがあったと聞く。

静かなブルーや紫という色合いも、亡くなった人に手向けるのに、派手すぎず優しく、よかったのだと思う。

あじさい寺で有名な鎌倉では、戦争で荒れ果てた人々の心を慰めるために「明月院」の住職が紫陽花を植え始め、そこから広まったらしい。

 

「大公寺」の境内は、まだ紫陽花が咲き始めたばかりだということもあり、小さな男の子を連れた女性が歩いていただけで、とても静かだった。

紫陽花のやわらかなブルーに、心の奥がしんとしていくのを感じていた。

お寺と紫陽花、ほんとうによく似合います。

落ち着いたブルーの紫陽花がほとんどでした。

大公寺、立派なお寺でした。

紫陽花、じっと見つめていたくなる花ですね。

アナベルは、これから。

日陰でひっそり咲く紫陽花もまた、風情があります。

 

☆『地球の歩き方』山梨特派員ブログ、更新しました。

【1000株を超える紫陽花咲く”あじさい寺”「大公寺」~韮崎市】

COMMENT

管理人が承認するまで画面には反映されません。

CAPTCHA


  1. hanamomo より:

    こんにちは。
    地球の歩き方も拝見し、紫陽花の魅力をたっぷり味わいました。
    大公寺 足利尊氏までさかのぼる古いお寺ですね。
    この季節に紫陽花は心和む花です。

    鎌倉に友人がいて、母が病気になる前はよく言遊びに行っていたのですが、高台に家があり、降りていくって行きつくところが明月院 紫陽花寺です。
    でも紫陽花の季節は観光客が多くて行けないそうです。
    早朝ならいいかもね。

  2. さえ より:

    >hanamomoさん
    おはようございます♩
    紫陽花、綺麗ですね。
    心が和む花ですよね。優しい色合いがいいのでしょうね。
    大公寺、古く立派なお寺でした。年若い住職さんにいろいろお話を聞くこともできました。
    鎌倉の紫陽花寺は、人がいっぱいでしょうねえ。
    住んでいても見られないほどなのですね。
    この時期明るくなるのも早いから、早朝、いいかもですね。
    鎌倉の紫陽花寺、行ったことないです。山梨にも、まだ行ったことのない紫陽花寺がありますが、車で2時間かかるので、今年も行けないかなあ。

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

ご意見などのメール

CATEGORY

カテゴリ

BACKNUMBER

バックナンバー

CALENDAR

カレンダー
2024年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

COPYRIGHT © 2016 HARINEZUMIGA NEMURUTOKI. ALL RIGHTS RESERVED.© 2016 HARINEZUMIGA NEMURUTOKI.