忙しいなあと思ったときには、すでにキャパ越えになっている。
それに気づくのはいつも、何をする気力もなくぼんやりとしてしまったと思ったら急にわけもなく悲しくなり唐突に泣きたくなってしまってからだ。
性分が呑気だからか、それまで気づかない。
しかしきのう、澄んだ空気のなかでくっきりと浮き上がるように見える八ヶ岳を目にして、ふっとある言葉が浮かんだ。
「それがどうした」
決して、日々の暮らしや仕事を些細なことだと軽んじているわけではない。大切に思っているからこそ、いっぱいいっぱいになる。けれど。
「それがどうした」
実際に、つぶやいてみる。
「それがどうした」
つぶやくと、いっぱいいっぱいだった胸のなかに、八ヶ岳の澄んだ空気が入ってきた。そして次第に、気持ちがすっきりとしていった。
けっこう効く、おまじないである。
昨日の朝9時ごろの八ヶ岳です。
定点観測地点から撮りました。
最高峰、2,899mの赤岳。雪を頂いて。
権現岳。八ヶ岳にはいくつ山があるのでしょう。調べてみたら20以上もの山が集まっているという記述もありましたがよくわかりませんでした。硫黄岳、阿弥陀岳、茶臼山、中岳、横岳、編笠山、西岳なんていう名前が出てきました。八ヶ岳の八は、「八百万(やおよろず)=たくさん」の八だとか。
足もとでホトケノザが、凍りながら咲いていました。
気をつけていてもキャパ越えになってしまう時はありますよね。
ぼんやりする時間は絶対に大切で、そんな時はジタバタしないで、ぼんやりしてくださいね。
私はよく「きっと大丈夫」とか「絶対になんとかなる」って呟くんですけど、
「それがどうした」って言葉もいいですね。
そんな些細な事に捕らわれてないで、大したことないじゃないかって気持ちを切り替えられる言葉ですね。
私も試してみます!
上から目線の言葉で、やっぱり一番は自分だって事を確認できますね。
さえさん、頑張って~~
ユミさん
ありがとうございます♩
ぼんやりする時間、大切ですよね~いっぱいぼんやりしたいと思います。
「きっと大丈夫」「絶対になんとかなる」
いいですね!わたしも、つぶやいてみようと思います。
「それがどうした」は、ちょっと乱暴だけど元気が出る言葉でしょ?
今日は、神戸に来ていて、夫の実家を大掃除しました。
いろいろありますが、がんばります♡
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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