きのうは、つつみんの誕生日だと朝イチでやっていたが、今日2月23日は、富士山の日だそうだ。
2(ふ)2(じ)3(さん)と、言わずと知れた語呂合わせ。覚えやすい、ということで先に静岡が、そして山梨が定めたらしい。
先週は、特別に富士山が美しかった。
2月に富士山の日を定めたのは、語呂合わせありきだったとは思うが、正解だと思う。きりりと美しい富士山を望めるのは、厳冬期に限るからだ。
制定の途中で、美しく見える時期だから、という考えもとりあげられたのかもしれない。
最近、ドラマ『さよならマエストロ』を観ていて、毎回毎回静岡県側から観た富士山が大きく映し出される。
そのたび、違和感を覚えずにはいられない。山梨県側から観た富士山とは形が違う。あれは違うものだ、とつい思ってしまう。
やっぱり、毎日観ていると、ここから観るのがいちばん美しいと思ってしまうものなのである。
富士山を巡っての、山梨vs静岡の根っこにあるライバル意識がなくなることはないだろう。
だが、富士山山頂は、どちらの県でもなく県境すらない。
そして、当の富士山は、そんなことはこれっぽっちも気にかけていないのだ。
先週、手話教室へ行く途中に見た富士山。甲斐市のショッピングモール近くから。
はりついたような雪が、テカテカ光っていました。
帰り道。明野の三村橋から。
時間で、太陽の当たり方が違って、表情も違って見えます。
いつもと違う場所から見た八ヶ岳。
「あけのお宝マップ」で歩いた道から、眺めました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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