和田さんレミさんの『旅の絵日記』を読んでいて、思い出したことのひとつにセーヌ川のほとりに立つ自由の女神像がある。
ノートルダム寺院を下から見あげ、シテ島をぐるっと回る。全部で一時間半ほどの観光。もう一つの折り返し地点には自由の女神があった。ニューヨークにあるのよりずっと小さいけど形は同じ。ニューヨークの自由の女神はフランスからのプレゼントだから、その原型がパリにあるのだろう。
パリを旅するまで知らなかったのだが、有名なニューヨークの自由の女神像はアメリカ合衆国独立100周年記念にフランスから贈られたものだそうだ。
そして、フランスの自由の女神像は、その返礼として、パリに住むアメリカ人たちがフランス革命100周年を記念して贈ったものだという。
海を越えて、国と国がこんなふうにつながっているのかと、初めて知ったときにとても驚いたことを覚えている。
「Bonjour」も「good morning」も「こんにちは」も、いい日だね、今日もいい日になるといいね、というような同じ意味を持っている。
国と国も、そう挨拶して毎日笑い合えればいいのに。
人が人を殺す戦争など、今すぐやめてほしい。
和田さんのイラストです。この風景、既視感がありました。
白鳥の小道から見あげた「自由の女神像」です。
セーヌ川クルーズの船上から見た「自由の女神像」。
こんにちわ
平野レミさんの旅日記。楽しそうですね。行ったところの思い出も蘇えらせてくれますね。
私も、セーヌ川に自由の女神があることは、パリを調べるまでは知りませんでした。
さえさんは、実際に見られたんですね~♪
平野さんは、セーヌ川クルーズでシテ島やノートルダム寺院を見られたんですね。
私はルーブルがストでクローズされて、仕方なくそのあと予定していたオランジュリー美術館に行き、橋を渡り、オルセー美術館の前を通って、ポンヌフの橋を渡って、シテ島へ。
そして、ノートルダム寺院見学。そして、サンジェルマン・デ・プレ方面へ。
今でも、あの道筋や行程は、はっきりと覚えていますね。
同じパリの光景ですが、それぞれに良き思いでとして、ずっと胸にあるものですね。
次回のパリオリンピックではセーヌ川を各国が船で入場するらしいですね。
すごい発想だなあと思います。その頃までに、必ず平和が戻り、どの国も紛争が止むことを願っています。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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