サッカー観戦の翌日は、よく歩いた。
約15,000歩。
普段、ウォーキングして5,000歩にもならない。
朝、国立競技場の周りを進歩したのは気持ちよかったが、なぜそんなにも歩数が上がったかといえば、道に迷ったからである。
夫は上京した機会に、手術した両膝のリハビリをサポートしてくれているスポーツトレーナーのところへ行ったので、のんびり買い物をしようとひとり出かけた。
ところが、宿泊用のキャリーバッグがあるので階段利用ができず、エレベーター、エスカレーターを探すがなかなか見つからない。
探して、迷って、遠回り。
東京駅では、キャリーバッグを入れるためにコインロッカーを探す。取り出すときに、自分がここ、とわかる場所限定となると限られてくる。
ふたたびエレベーター、エスカレーターを探し歩き回る。
なぜか、駅から遠くへと離れていた。
そして買い物。ようやくゆったりとした時間だ。
その後、夫との待ち合わせで日本橋へ。
午後いちばんの「神田川クルーズ」に参加することになっていた。
ここでは、三越前駅と日本橋駅をふたり取り違える。
歩く。歩く。東京は、歩く。
神田川クルーズを楽しんだあとは、日本橋から東京駅まで歩いた。
「歩ける?」と聞く夫に、
「迷わなければ、楽勝」と、わたし。
迷って歩くのはほんとうに疲れるけれど、道案内がいれば、たとえビルの狭間でも歩くのは楽しい。
散歩した国立競技場。
周囲には、いろいろな色の紫陽花が咲いていました。山梨ではまだ蕾なのに、やっぱり早いなあ。
紫や、ピンク。
ブルーも、淡い色から濃い色まで。
2020東京オリンピックの聖火台です。
1964年の東京オリンピックの聖火台は「炬火台」と呼ぶそうです。
「神田川クルーズ」は、日本橋川の真ん中「日本橋」からスタートして、神田川、隅田川、ふたたび日本橋川へぐるりと1周します。
スタート地点「日本橋」です。麒麟がいますね。
40以上もの橋をくぐっていきます。あいにく小雨でしたが、楽しかった。
神田川、御茶ノ水駅「聖橋」の下にいます。丸ノ内線が走って行きました。
神田川をさらに進むと、屋形船がたくさん並んでいました。
隅田川は広い! 海みたい。スカイツリーも見えていました。
隅田川の「永代橋」の向こうは、まるで未来都市のよう。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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