「足のサイズが、左右同じという人は希なんです」
初めて行った靴屋で聞き、目から鱗が落ちた。
視力が左右違うことも、爪の大きさが左右の手で違うことも普通に知っていたし、受け入れていた。
スガシカオだって、歌っている。
左と右の耳で 聞こえ方が違うだろ?
僕らの真実なんて きっとそんなもんさ
なのに、足のサイズが左右違うとは思ってもみなかった。
わたしの足は、左の方が小さかった。
靴を買うときには、24㎝のものを選び、ものによって微調整していたが、測ってもらうと左は23.8㎝で右は24.1㎝だった。
これまでどちらの足に比重を置き、ちょうどいいとかきついとか考えてていたのだろう。ちっとも思い出せない。
きっと突き詰めて考えず、ぼんやりしていたのだ。
左右サイス違いの靴を買うことはできないし、しないとは思うけれど、サンダルのマジックテープやスニーカーの靴紐を調整するときにしっかりと意識することはできる。
左を少しだけきつめに、右を少しだけ緩めに。
歳をとるに従い、靴選び、履き方は大切なことになってくるはず。きちんと意識してぴたりと足に合わせて履いていこう。
この夏、楽しんで履いているサンダルです。左の方を少しきつめにしています。マジックテープなので微調整も簡単です。
今シーズンは、ペディキュアをせず靴下を履くことにしました。
靴下を履いた方が靴擦れもせず、わたし的には快適です。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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