今回「AKITO COFFEE」で購入した新しい珈琲は、タンザニア。
『読むだけで世界地図が頭に入る本』で、ホンジュラス、エチオピア、コロンビア、ルワンダに続き、調べてみた。
タンザニアは、アフリカ東部。
『ライオン・キング』の舞台となった国。
そこには、珈琲の名でも知られる「名峰キリマンジャロ」も含まれる。
また、北部の「オルドバイ渓谷」は人類発祥の地ともいわれていて、175万年前のアウストラロピテクスの骨が発掘された場所だそうだ。
世界文化遺産に登録されている「ザンジバル島」は、古くからアラブ商人によるインド洋貿易の拠点であり、ポルトガル、イギリスの植民地となった歴史を持ち、アラブ文化とヨーロッパ文化の融合を観ることができるという。
首都は、ダルエスサラーム。面積は日本のおよそ2.5倍で、人口は約半分。公用語は、スワヒリ語と英語。半数以上がキリスト教徒で、あとはイスラム教徒。
たぶん、地図でしか見ることのないだろう遙か遠い国。世界じゅうに、数え切れないほどある訪れることのないだろう国のひとつだ。
タンザニアで育てられた豆が、今ここにある不思議。
そのなかでも選び抜いた生産者さんから輸入し、ていねいに焙煎した豆を、キッチンで挽き、ドリップし、ひとりゆったり飲んでいる不思議。
その珈琲のストレートな香りに、優しい熱に、酸味や苦みや甘さやそんな複雑な風味に、心が静かに緩んでいく不思議を思う。
タンザニア フィルター「アカシア ヒルズ パカマラ」。どんな珈琲農園の、どんな生産者さんなんだろう。
ほんの少し小さめの豆です。
最近、淹れ方を変えました。最初に、フィルターを熱湯で湿らせます。この方が、酸味が和らぐ気がします。酸味をじゅうぶんに味わいたい気分のときには湿らせずに。
一投目を注いでから、1分ほど待ちます。
カップは、イタリアカサマツで。
久しぶりに、開いた本。
隣接する国は、ウガンダ、ケニア、モザンビーク、マラウイ、ザンビア、コンゴ民主共和国、ブルンジ、ルワンダ。
☆『地球の歩き方』山梨特派員ブログ、更新しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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