金沢の旅、2日目。
図書館で借りたガイドブックを見て、いろいろ考えた末、九谷焼などの陶器屋巡りをすることにした。
曇り空で、雨は降ったりやんだり。
観光スポットをぐるりと回るバスの「金沢市内1日フリー乗車券」を買い、歩き始めた。
ひがしやま茶屋街でランチする予定にしていたので、昼くらいに着くよう左回りを選んだ。
10時前に「尾上神社」に到着。
といっても、なぜか裏門から入ってしまう。方向音痴あるあるで、入口と出口、正門と裏門を逆に行ってしまうことが、ままあるのである。
それでも、そぼ降る雨のなか、心静かにお参りをした。
そこから徒歩で、チェックしておいた陶器屋をいくつか回ったが、ことごとく臨時休業。Googleさんは営業中と言っていたのに、嘘つき。
とはいえ、店のホームページなどで調べなかった自分のせい。詰めが甘いのも、方向音痴特有だ。
その上バスを乗り間違え、慌てて下りて途方に暮れる始末。
そこは「兼六園」下だったので、熱い珈琲を飲んで気をとり直してから、40年前に歩いた広い庭園を歩くことにする。
珈琲と萌ゆる緑にパワーをもらい、いよいよひがしやま茶屋街へと向かおうとした時点で、左回りのバスが運休していたことに気づく。(ほかのバスでも、フリー乗車券は使えたが)
還暦過ぎて、この目的地にたどり着けない、あるいはたどり着くまでいくつものハードルを乗り越えなければならない特殊能力は、さらに進化したような気がする。
村上春樹じゃなくても、「やれやれ」と言いたくなった。
それでも美味しくランチを食べ、迷い込んだ細道で、素敵なスパイス屋さんを見つけたのだから、まあ、よしとしようか。

「尾上神社」の国指定重要文化財「神門」です。表から見たところ(笑)

兼六園入口までの道にあった珈琲屋さん「SWAY」で、ホッとひと息。エチオピアのストレート珈琲が、めっちゃ好みでした。

外から見た雰囲気と、なかのギャップがまた魅力的でした。
ひどい方向音痴だけど、珈琲屋さんを見つける能力には長けているかも。

「兼六園」でいちばん大きな「霞ヶ池」。

雨のひがしやま茶屋街で偶然見つけたスパイス屋さん「インスパイス」。ゆったりスパイシーチャイタイム。
「えっ? ここに、偶然迷い込んだんですか?」と驚かれました。

いつもの料理にちょい足しするだけでぐっと旨味が増すというスパイスや、幾種類ものカレー、味わい深いチャイのもとなどが並んでいました。

スパイスって、植物がほとんどなんですよね。

シェアスペースにいくつかの店舗が入っているという、今どきのお店。

ひがしやま茶屋街に、よく似合う外観をしていました。
尾上神社の神門って異国情緒にあふれていますね。
なんだかベトナムで見たような気がする建物です。
ひとり旅は、自由気ままですね。たとえ予定外でも結果オーライで、感じのいい珈琲店に出会ったりするんですよね。旅先での珈琲店、大事ですよね。
ハプニングは本当につきもので・・・。私も必ず、いろいろと間違えますよ。(笑)(笑)
兼六園の入り口の風景、以前母と旅した時に通ったような~思い出が蘇ってきました。
すっかり変わっているとは思いますが、母とは3度金沢に行っているので、さまざまな思い出があります。
近江市場に行ったあと、何の気なしに入った味噌屋さんのお味噌が最高に美味しかったんです。
別に下調べをしたわけでもなく、ふらっと入った味噌屋さんです。
母も「本当に美味しかったな~」とお互いに家に帰ってからお味噌汁にして・・・。
そう、話しました。
結局、そういうことを覚えているんですよね♪
>目的地にたどり着けない、あるいはたどり着くまでいくつものハードルを乗り越えなければならない特殊能力は、さらに進化したような気がする。
家の娘が超が付く方向音痴、あれで都会で暮らしているからとても不思議です。
建物に入って出るとどっちに行くのかわからなくなるのです。
さえさんも?でも楽しいなあ~。
方向音痴の人は偶然いいところに行けたりするんですよ。
街並みが美しいですね、やっぱりいつか行きたいな。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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