映画『かもめ食堂』の荻上直子監督が手がけた『川っぺりムコリッタ』がおもしろいと、ブログのお友達、hanamomoさんに教えてもらった。
「ムコリッタ(牟呼栗多)」は仏教用語。時間の単位のひとつ(1/30日=48分)で、「ささやかな幸せ」を意味するという。
〈cast〉
山田たけし【松山ケンイチ】刑務所から出所し、「ハイツムコリッタ」に越してきた。塩辛工場で働く。
島田幸三【ムロツヨシ】「ハイツムコリッタ」で独り暮らす。たけしの隣人。
南詩織【満島ひかり】川沿いのアパート「ハイツムコリッタ」の大家。5年前に夫を亡くしたシングルマザー。
溝口健一【吉岡秀隆】小学生の息子と、墓石を売る「ハイツムコリッタ」住人。
ほか緒形直人、柄本佑、江口のりこ、笹野高史、薬師丸ひろ子、田中美佐子など。
〈story〉
刑務所を出た山田は、北陸の塩辛工場に仕事を得て、独り静かに暮らそうと「ハイツムコリッタ」に越してきた。ところが隣人の島田が、風呂が壊れたから貸してくれとなれなれしく部屋に上がりこんでくる。やがて一方的にご飯を一緒に食べるようになる島田。山田は、そう嫌でもない自分に戸惑う。そんななか、山田は、疎遠となっていた父親の遺骨をひきとることになる。
ささやかな幸せを細かく見つけていけばさ、なんとか持ちこたえられるのよ
島田の言葉だ。当然ながら、彼にも何かしらの過去がある。
生と死の境目のような「川っぺり」の不確かさに浸りながら、忘れていた「ムコリッタ」~小さな幸せを、発見する映画だった。
炊きたてのご飯を食べること。誰かと一緒に食卓に着くこと。風呂に浸かること。雨に降られた時間にも、足もとの草の緑にも、降るような蝉時雨にも、湿った空気にも、そのあとの夕暮れの空にも、それを隣りで見ている誰かがいるということにも、ムコリッタを見つけた。
予告編は、こちら。

豪華キャストなのに、それぞれが主張しすぎない演技だったのが印象に残りました。笹野高史のタクシー運転手とか、薬師丸ひろ子のいのちの電話窓口の声のみの役とか。演技のあっさりした感じに、7~8年前の映画化と思ったくらい。
2年前、2022年の映画でした。
☆画像はお借りしました。
こんばんは。
見終わった後、なぜか『よかったな~』と思える映画でした。
ムロツヨシさん、いい俳優ですね。
さりげなくお風呂を借りに来る、上がってご飯を食べる、でもなぜか人に愛されるキャラ。
笹野高史さんのタクシー運転手、あの人は本当に上手いな~と思いました。
皆有名な俳優陣だったけど、自己主張しすぎないでそれぞれの人物を演じていましたね。
あのいかの塩辛美味しいだろうな~と思いました。
リンクしてくださりありがとうございました。
こんにちは。
松山ケンイチは塩辛苦手だったのですか?
青森の人たちは自作して食べているのにね。
最近イカが不漁で秋田ではいいイカが手に入りません。
真っ黒い鮮度のいいイカがあったら塩辛出来るのに・・・・。
満島ひかりさんも夫を亡くし子どもを育てていましたね。
あの映画に出てくる人たちはみんな何か抱えていましたね。
島田の過去描かれた居ませんが、続編とか作って欲しいです。
それとも想像していた方がいいのかな~。
秋田は今台風の前でフェーン現象です。
生暖かい風が吹いてとても蒸し暑いです。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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