スペインでは、日曜の午後3時にはスーパーが閉まる。
バルも郊外のピントでは、ほとんどが早じまいする。
クリスマス前の日曜、それを知らず、危うく夕飯を食べそこねるところだった。
それどころか、日曜の午後には、町から人が姿を消すのだ。日々憩いの場所とする人であふれているエヒード公園も、まるで神隠しにでもあったかのように、人がいなくなる。
みな、家で家族とのんびり過ごすらしい。
カトリックが根づいた国ならでは、ということか。
この習慣は、この先もずっと変わらないのだろう。
この方が便利だ。こっちの方が快適に決まってる。
日本はそうやって改善を重ね、今のコンビニエントな暮らしを手に入れた。
毎年、年末年始には、疑問に思っていた。24時間休みなしのコンビニ。正月2日から通常営業のスーパー。
ここまで便利にしなくても、いいんじゃないかと。
スペインでは、様々なものが進化し便利に変えられるはずの今でも、コンビニはなく(地域による)スーパーの営業時間に合わせて買い物をしている。その暮らしを受け入れている。たぶん世界には、そういう国、そういう人たちがたくさんいるのだろう。
どちらがいいとかいうことじゃないが、スペインで過ごす日々に、たびたび思う。
そんなに完璧を求めなくたって、いいのだと。

人通りがなく、静かな日曜の午後。

エヒード公園の前。いつもいつでも読書中の彼女。

エヒード公園。

午前中は、にぎやかだったのですが。

人々を見守る、謎のアート。

女の子の刺繍を着た木の横の立て札には「性差別的な攻撃に反対する木」とかかれています。

年末12月30日のお昼頃。たくさんの人が歩いていました。

エヒード公園は、いつにも増して憩いの場所的雰囲気。
☆今年も一年、ありがとうございました。みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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