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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

古都トレドの郷土料理「カルカムサ(Carcamusa)」

トレドには、「カルカムサ(Carcamusa)」という郷土料理がある。豚肉を中心にいろいろな肉類をトマトソースで煮込んだシチューのようなものだ。

ランチに入った店で、夫が「トラディショナル(伝統料理)」と見つけ、オーダーしてみた。

 

1日目の夜、トレドの歴史を学びながら路地を歩くというナイトウォークツアーに参加した。

スペイン語のガイドなので、Google翻訳をするも1/4もわからない。そんななかでの情報なので違っているかもしれないが、こんな話だったと思う。

「肉が焼けるのを待てず文句ばかり言う男たちに、調理場の女はある日我慢できなくなり、大鍋を火にかけ、ありとあらゆる肉を刻んで煮てしまった。これが、カルカムサの始まり」

 

カルカムサは、豚を中心に、牛、チョリソ、生ハムなど複数の肉をトマトソースでやわらかく煮て、ちょっとピリ辛に仕上げる煮込み料理で、とろみはほとんどなく、シチューというより煮込みといった味わいだった。

その日のトレドは寒く、高台に一時間ほどいた後だったので、心地よく温まった。見た目より、優しい味わいだった。

2日目ランチした店でも、カルカムサを勧められたが、きのう食べたというと「じゃ、カリゲラにしなさい」と半ば強制的に牛頬肉の煮込み(味つけはたぶんカルカムサと同じ)をオーダーすることになった。

トレドのたいていのバルでは、カルカムサが食べられ、その店ならではの味わいになっているらしい。

2日目のバルも、「うちのを食べていってよ、おいしいんだから」と、店の味に誇りを持って勧めてくれたのだろう。

ランチした「el asador toledano」。このメニュー看板がわかりやすくて入りました。

キューバサンドとカルカムサをシェアして。スペインでは、フライドポテトがけっこう頻繁に登場します。写真の色が出なかったのは、照明のせいです。

キューバサンドは、明野の「パン・トン・トマト」とそっくりの味でした。

紫の照明の下に座っていました。

翌日ランチした「Taberna Skala」は、路地の奥にありました。

入口のバルはにぎやかだったけど、奥のレストランは落ちついた空間でした。

すすめられた「カリゲラ」は、牛頬肉の煮込み。いや、シチューなのかな?人気だというポテトフライ、アリオリソースかけと。

クロケッタと鶏レバーのピンチョスも。

カプチーノのアートが、素朴で可愛らしかった。

こちらは、夜のツアー後。帰り道、ほとんどのレストランが閉まっていて、やっと開いていた店を見つけ、ホッとしました。

ファミリーレストランっぽい感じ。チキンカレーは、日本のカレーと似ていました。

駅まで歩いた帰り道。途中雨に降られましたが、アルカンタラ橋に大きな虹がかかりました。

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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