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はりねずみが眠るとき

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映画『スオミの話をしよう』

帰りの飛行機で観た映画『スオミの話をしよう』が、おもしろかった。

脚本・監督、三谷幸喜。主演、長澤まさみ。彼女の魅力全開のミステリー・コメディだ。

 

〈cast〉

スオミ【長澤まさみ】失踪した寒川しずおの妻。

魚山大吉【遠藤憲一】1番目の夫。血の気の多い庭師。スオミの中学時代の教師。

十勝左衛門【松坂桃李】2番目の夫。怪しげなYouTuber。

宇賀神守【小林隆】3番目の夫。情に厚い警察官。

草野圭吾【西島秀俊】4番目の夫。かなり神経質な警察官。

寒川しずお【坂東 彌十郎】5番目、現在の夫。身勝手な詩人。

ほか、宮澤エマ、戸塚純貴、瀬戸康史など。

 

〈story〉

寒川の妻、スオミが失踪した。駆けつけた警察官、スオミの元夫の草野は、正式な捜査をと主張するが、寒川は「大ごとにするな」の一点張りだ。やがて次々に、スオミと夫婦関係にあった男たちが集まってきた。5人の元夫が対峙する。

「で、スオミとはどうして知り合ったの?」

5人は、たがいに牽制し合う。ひそかに思っている。じつは自分が、いちばんスオミに愛されていたのではないか。

そのスオミは、5人の夫によれば、まったく違う女だった。相手に合わせて、自分を変える。それは特技か弱点か。

いったいスオミは、どこへ行ったのか。なぜ姿を消したのか。

 

誰かに合わせて、自分を変える。もしかしたら、よくあることなのかもしれない。

でもそんなとき、自分はどこにいるのだろう。

自分を変えなくちゃならない誰かと、一緒にいてもいいのか。

いや、映画ほどデフォルメされていなくても、みな、そうやって生きているのだろうか。

コメディにくすくす笑いながら、そんな問いがふわりと浮かぶ映画だった。

個性際立つ男優陣の個性に負けていない長澤まさみ。大好きな女優です。

ありえない相関図。スオミに合わせて変幻自在な役を演じた宮澤エマが、楽しかった。☆画像はお借りました。

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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