東京に出ると、よく朝食に『SoupStockTokyo』のお粥を食べる。
野菜が豊富に入ったお粥は、少しずつ涼しくなってきてさらにおいしく感じるようになり、自宅でのひとりの朝食にも食べるようになった。
レシピはテキトーだ。鶏がらスープやコンソメ、鰹出汁などに、冷蔵庫にある野菜を刻んで入れるだけ。ご飯も冷凍してあるものをチン。サラダの残りなんかも入れてしまう。栗ご飯の残りを鶏がらスープで炊いたお粥も美味しかった。
禅寺では毎朝お粥を食べるそうで、禅の世界では、お粥の効能を10並べた「粥有十利(しゅうゆうじり)」なるものがあるという。
1. 色 (肌の色艶をよくする)
2. 力 (気力が増す)
3. 寿 (寿命が延びる)
4. 楽 (食べ過ぎになることがなく、体が楽になる)
5. 詞清辯 (血流がよくなり頭が冴え、言葉もなめらかになる)
6. 宿食除 (胸やけをしない)
7. 風除 (風邪を引かない)
8. 飢消 (飢えを満たす)
9. 渇消 (喉の渇きを潤す)
10. 大小便調適 (便通がよくなる)
確かにお粥を食べると、身体が楽になるような気がする。言葉までなめらかになるというのは、意外だったが。
だが、お粥は消化によくないとも言われている。よく噛まずとも食べられるから咀嚼がおろそかになるからだそうだ。
「牛乳は噛んで飲め」と、子どもの頃に言われたのを思い出す。さすがに牛乳は噛まないけれど、ゆっくり咀嚼して食べることって大切なのだ。
まあ、何にしても万能なものはないってことかな。だから、ひとつのものに偏ることなくいろいろ食べるのが、身体にはいちばんいいんだろうな。
『SoupStockTokyo』の朝粥です。ジェノベーゼとトマト。
こちらは、中華風の鶏粥に海苔をたっぷり。
家ご飯。鶏がらスープで栗ご飯の残りをお粥に。生姜を効かせました。小松菜や人参、大根、シメジなど、野菜いっぱい。
チキンコンソメで洋風粥。サラダの残りのトマトとレタスのほか、セロリやパプリカ、玉葱、インゲンも刻んで入れました。
お粥には、効能がたくさんあるものですね~。
全部、納得です。
特に旅先では、朝のビュッフェはお粥にします。
負担がかからずに、優しいですよね。
韓国でお粥を専門店に食べに行きました。
大盛で、いつまで経っても無くならなかったことを思い出しました。
ぱすさん
これからますます、お粥が美味しい季節になりますね~
わたしも、旅先の朝粥、選ぶことが多いです。旅行中は、普段食べないものを食べる機会も多いから、胃も疲れますよね。朝粥でリセットがいいかも知れませんね。
韓国、行ったことありません。お粥の専門店なんてすてき♡でも、大盛りなんだ(笑)外国での食事は、量にもびっくりすることが多いですよね~
旅に行くと、朝はかならず粥にします。でも、普段は粥食少ないです。
書道展が終わった後歯痛がつづき、でも空腹は我慢出来ず、久しぶりに自分用に粥炊きました。セロリと塩昆布入り、美味しかったんですが、我が家は全員セロリ嫌い、忘れていました。
凄い~、何この匂い。嫌いな人にはきついかもですね
中国に2度行きましたが粥、美味しかったですが、ホテルによっても味は違うらしいですよ。中にいろいろ入っていました。
一番驚いたのは、杏仁豆腐が温かいまま大きい器で来たことです。冷え冷えの杏仁豆腐に会いたかった。
悠里さん
旅先でのお粥、美味しいですよね~
奈良では茶粥が朝食に出てきました。
中華粥、大好きなんですが、中国には行ったことありません。
本場は美味しいんでしょうねえ♩
セロリ、嫌いな人多いですが、わたしは大好き♡美味しいですよね。
歯、おだいじになさってくださいね~
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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