心愉しい行事とは言えないが、大掃除の季節。

店頭販売していた「ウタマロ」を買ってみた。

「ウタマロ」は、頑固な汚れを落とすための部分洗いのための固形石鹼で、それは持っている。夫が神戸の友人にもらったものだ。大阪の会社の製品だという。

店頭販売していたのは、お掃除クリーナー、洗濯用リキッド、キッチン用洗剤の3つ。石鹸しか知らなかったので、興味が湧いた。

そこで販売員さんが強調していたのは、頑固な汚れが落ちることと、身体に悪いものは一切使っていないということで、どちらかというと後者に魅かれて使ってみることにした。

「ウタマロ」の名は、日本画が好きだった創業者が、浮世絵師の北川歌麿から名づけたらしい。最初は京花紙（今でいうティッシュペーパー）の会社だったとか。

四大浮世絵師のひとりで、成熟した女性の色香を写し一世を風靡した歌麿さん。その名が21世紀の家庭の洗面所やキッチンで静かに輝いているとは、思ってもみなかっただろうなあ。

キッチン用洗剤は使い続けるには値が張るが、油汚れは驚くほど落ちが早い。手にも優しい気がする。

お掃除クリーナー「ウタマロ」も迎え入れたことだし、気乗りしない年末行事を少しでも楽しく乗り切って、新しい年を迎えたい。

お掃除クリーナー、洗濯用リキッド、キッチン用洗剤。

持っている石鹸は、なかなかなくなりませんが、試供品をひとついただきました。ウタマロ石鹸は、発売されてから60年も使い続けられているそうです。同年代だ（笑）

こちらは、行きつけの美容室でいただいたアルコール配合のハンドジェル。ミニサイズなのでバッグに入れて車の中などで塗っています。洗顔石鹼もナチュラルでいい感じ。

石鹸や洗剤がないと、人は快適に暮らせなくなっているんですよね。毎年年末になると実感します。