今年の漢字を考えるまえに、2月になってしまった。
年に始めにイメージした一文字は、言霊となって、必ずその1年を導いてくれる。
ブログのお友達ユミさんに、そう教わったのに、すでに年の初めではない。
それでもゆっくり、やっていけばいいか。
「好」、「凡」、「文」、「紬」、「美」ときて、どんな年にしたいかと考えたとき思い浮かんだのは「凪」だった。
風が止まるとかいて、凪。
風がやみ、海面が静かになる様子を意味する。
「和やか」にも通じる漢字で、心が穏やかになるという意味も持つ。
ブログを始めて、10年。そろそろ、ゆったり凪いでもいいか。と言う気持ちだ。
俳句の季語では、元旦の穏やかな海を表す「初凪」、晩秋の穏やかな海を表す「小春凪」、荒れることの多い冬の海が穏やかであることを表す「冬凪」などがある。どれも冬の季語だそうだ。
心静かに、やがて来るであろう春を待とう。
山は凪いだと言わないでしょうけれど、風のない「凪」の冬の日でした。
地上でも雪が降ったけれど、雪化粧がそう濃くなることもなく。
八ヶ岳も静かです。
先週は、田んぼや畑の畦を野焼きしていました。
スクロールして北から西へ。
南アルプス連峰。
こちらも、静かです。
アサヨ峰と甲斐駒ヶ岳。
お釈迦様が横たわっている用にも見える鳳凰三山も穏やか。
さえさ~ん、「凪」ってとっても素敵な漢字ですね。
今年の漢字を私に教えてくださった、ヨガの先生の娘さんのお名前が、
「凪」と書いて「なぎさ」って読んで、素敵な名前ってずっと思ってたんですよ。
ほんとに穏やかで暖かく包まれそうなイメージですね。
私も一応漢字考えましたよ。
今年の出だしがちょっとスムーズに進めてないけれど、
焦らずに少しずつ前進していきますね。
リンク、ありがとうございました。(^_-)-☆
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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