妙なタイミングで、箸が折れた。
夕食を食べながら、ドラマ『すぐに死ぬんだから』の録画を夫と観ていた。
2話、主人公忍ハナは、死んだ夫に隠し子がいたことを知る。まさにそのシーンだった。
「あ、箸、折れた」
わたしの言葉に、夫が怪訝そうな顔をする。
夫婦の箸である。もう十年ほどは使っているはずだから、寿命だろうか。
「なんて、タイミングで折れるんだよ」と、夫。
たしかに不吉だ。
ということで、新しい箸を見繕うことにした。
半年ぶりに、ショッピングモールへ買い物に出かける。カルディでさえも半年ご無沙汰していたことになる。
ちょっと、うきうきした。
調べれば、箸が折れることが不吉というより、新しい箸を下すこと自体、縁起がいいことなのだそうだ。
縁起の良い夫婦箸。大切に使おうと思う。
深いグリーンと、真紅の夫婦箸です。
ずっと切らしていたヨギティも、ようやく買えました。
帽子も買っちゃった。「また帽子買ったの?」という夫の声が聞こえてきそう。何の変哲もない帽子に見えますが、ベレーにも変身するスグレモノ。超軽量で、旅行にぴったり。早くお出かけしたいなあ。
新しい箸で最初に食べたのは、冷奴。
きのこ専門店「白州・山の水農場」の食べる麺つゆをかけて。
☆「山の水農場」のオンラインショップは、こちら
我が家も最近、夫婦箸を新調したばかりです。
うちは夫の箸の先っぽが折れちゃったんですけどね。
先っぽだからしばらくそのまま使ってたんですよ。
でも新しいお箸をおろすことは縁起がいいんですね。
私も長い間、大型ショッピングモールに行ってないし、
カルディへもそろそろ行きたいと思ってるんだけど、特に何が欲しいという訳でもないので、
まだそのタイミングは来てないようです。
何を買うとかいう目的無くても、気分転換に行かなきゃダメですね。
「すぐに死ぬんだから」見ています。
この先、どんな展開になって行くのかな・・・?
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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