3月6日日曜日、今年もぶじ「手話まつり」が開催された。
毎年、カメラ担当だったのだが、今年はNPO法人「楽しく笑って人生を過ごす山梨手話の会」の仲間たちと出し物に参加することになった。
手話がまともにできないのに、手話劇に出るなんてとんでもない。
そう思っていたのだが、コロナ禍で手話劇の練習ができないため、見るだけで楽しい出し物をということになり、手話劇ではなく、ひと目で分かるキャラクターたちに扮することになった。
題して「サザエさんファミリーファッションショー」。
「いちばん、らしくない人がやろうよ」
「その方が、おもしろいよね」
そんな話になって、フネさんは黒一点の男性が。そしてわたしが仰せつかったのは、なんと波平役だった。
ぱっと見て波平だとわかるように、ツルツルの頭にデフォルメした鼻髭をつける。
「いるだけで、笑える」
「誰がやってるか、わかんない」
そう褒められて(?)わくわくした。
上手くいかないところも多々あったけれど、楽しくて仲間とたくさん笑った。
「楽しく笑って人生を過ごす」と名がついたNPO主催のイベントだもの。楽しく笑わなくっちゃ。
そして、毎年の如く落ち込んだ。手話で話せずつい通訳してくれる人に頼ってしまったのだ。
手話で話す聴覚障害を持った人たちは、伝えたいことが通じないもどかしさを、常に味わっている。わたしが感じたのはそれとは違うとは思うけれど、そんなもどかしさが少しだけわかるような気持ちになるのも、わたしの手話まつりなのだ。
『地球の歩き方』の告知記事は、こちら。
【3月6日は「手話まつり」手話を知らない人も大歓迎~みんなで楽しく笑っちゃおう!】
サザエさんファミリーです。あれ、フネさんとタラちゃんがいない。
カツオに、誕生日プレゼントをもらう波平。
なんとかぶじに、サザエさんファミリー終了。
ゲスト「手話エンターテイメント発信団oioi」 の手話パフォーマンス、楽しかった!
「家」という手話で「イェー!」
観客のみなさんも、とっても楽しそうでした。
パチパチパチパチ・・・・・・・
楽しそうですね。
らしくない人を演ずる、これが一番楽しいですね。
波平さん、変装お見事!
近くだったら見に行けたのに。。。。。。。。
「家」という手話で「イェー!」これもいいですね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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