さくらんぼの収穫時期も終わり、ひと月が経ったが、さくらんぼ農家さんのお手伝いをした余韻は、まだ残っている。
さくらんぼ農家さんは、農園に受粉のためミツバチを飛ばす。その蜂が集めた蜂蜜も収穫していて、さくらんぼの蜂蜜をいただいた。
毎週焼いている天然酵母のパンには、砂糖と塩、スキムミルク、バターを入れているのだが、砂糖の代わりにその蜂蜜を入れて焼いてみた。
急に気温が上がり発酵時間が短くなったせいか、蜂蜜の分水分が多かったせいか、発酵しすぎた生地はダレ気味だったがなんとか焼けた。
口に入れると、甘さももっちり感も変わらないが、蜂蜜の味がする。
甘くないのに、蜂蜜の味が口いっぱいに広がる。
不思議な感覚だ。そして、美味しい。
さくらんぼを作るには、花を咲かせなくてはならないし、受粉させて実をつけさせなくてはならない。そのためには養蜂も欠かせないのである。
いつもさくらんぼを食べるときには考えてもみなかった。
どんな仕事にも付随することは多々あるが、農業には想像もつかないたくさんのことが伴っていると教えてもらう体験でもあった。
蜂蜜パンは、いつもより少し小さめで色薄く焼きあがりました。
この蜂蜜。久しぶりになめてみると、凝縮した甘さでした。
切ってみると、普通に天然酵母的もっちりな感じ。
焼きたて蜂蜜パンで、簡単ランチにしました。
こんにちわ
さくらんぼのはちみつ。こちらでは、珍しいです。
産地の副産物。いろいろご苦労もおありでしょう。
さくらんぼは、高いなあと一様にスーパーで感じてしまいながらも、その手間を考えると、決してそうではないのですよね。
先日訪れた、果樹園。ずらったと並んだ副産物に、感動しましたよ。
まだいただいたことのないジャムをいろいろと買いました。
ヨーグルト、パンに、毎朝の楽しみです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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