最近、つくねだ。
なんとなく作って失敗したのが、きっかけだ。まったくダメというほどではなかったが、やわらかすぎて歯ごたえのようなものが感じられず、リベンジを誓った。しかし2度目はタレがしょっぱすぎた。ふたたびリベンジを誓った。それからいまだ、これというレシピに辿りついていない。
なので焼き鳥のある居酒屋などに行くと、ついつくねを頼んでしまう。味わいながら、違いを探す。変なところで負けず嫌いなのである。
そうしているうちに、自然とつくねのとりこになっていた。
焼き鳥のなかでもさほど好きではなかったはずのつくねが、今では焼き鳥大好きランキング1位を獲得している。ちなみに2位はレバーで、3位はヤゲン軟骨だ。
負けず嫌いが発端で、つくねの美味しさに気づけたというのも不思議だが、焼き鳥はそれだけ深い肴なのだろう。
お家ご飯では、いまだ納得のいくつくねは作れずにいるが、ゆっくりのんびり挑戦していこうと思う。
カギロイで食べた、絶品のつくねです。
大手町駅、ビルの地下『やきとり宮川』で。赤山椒が美味しかった。1位、2位、3位、揃っています(笑)
駅弁も、つくね入り。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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