金沢で偶然入ったスパイス屋さん「インスパイス」で、チャイとスパイスを買って帰った。
複雑で少し辛味を感じられるチャイのスパイスは、12種類。
カシア、カルダモン、馬告、クローブ、フェンネルアクナビ、ジンジャーパウダー、 トンカ豆、スターアニス、テリーチェリーブラックペッパー、チムール、ナツメグ、 コリアンダー
お店で飲んだとき、すっきりとした辛味が好みだというと、それは「テリーチェリーブラックペッパー」だろうと教えてもらった。
生姜も入っているようだから、それもあるのかもしれない。
こうして名前を並べてみても、香りを連想できないスパイスが大半だ。
キッチンにあるグローブ、ナツメグ、コリアンダーでさえ、一度か二度使って放ってあってすでに香りも薄いイメージでしかなくなっている。
文字でかきとめて覚えることができない”香り”というものは、記憶するのが難しい。
ところが、嗅覚は五感のなかで最も原始的なシステムを持ち、ストレートに脳に働きかけるものなのだそうだ。
だから土の匂いを嗅いだ瞬間、不意に10年前に死んだびっきーのことを思い出し、驚くことだってある。
チャイを淹れて2日経ったが、キッチンではまだ少し香っている。
このチャイの香りは、金沢の記憶とたぶんどこかでつながっている。

チャイはティーバッグもありましたが、本格的に淹れられるキットを購入。

棒状の「カシア(シナモン)」と、半分に切った薄いグリーンの「カルダモン」と茶葉を、まず2分半ごく弱火で煮出します。

それから、牛乳とスパイスパウダー、砂糖を加えて、さらに煮出して。

できあがり。温まる飲み物がまだまだまだ身体にうれしい日が続いています。

料理に使えるスパイスミックスも、これから楽しみます。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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