今夜は餃子にしようということで、冷凍庫を確認したら挽肉があった。
肉はあるので、ほかの材料を買って帰ってきた。餃子は、ニラたっぷり白菜派だ。
ところが帰宅し解凍した挽肉を見て、違和感が漂う。
赤い。合挽きっぽい。てっきり豚挽きだと思ったのに。
しかし、合挽きが餃子に合わないわけではない。帰省した神戸空港には買ったことはないが、冷凍の「神戸牛餃子」が並んでいる。海鮮の餃子だってある。
餃子に、縛りはないのである。
ということで、予期せず合挽きの餃子の夕餉となった。
「美味しい」
「いつもより、美味しいかも」
「いや、どっちもどっちかな」
ホットプレートいっぱいに焼いた餃子に、ビールが進んだ夜だった。
そして、冷凍庫の管理をもっときちんとしなくちゃなあと、ほろ酔い加減で考えたのだった。
餃子の皮の選び方によっても、味が違ってきますよね。いつも大判うすめを使っています。一度厚めを試してみたことがあって、それだけで我が家の味じゃなくなりました。
ホットプレートで、20個焼きました。見た目はいつもと同じです。
焼けた~。
酢、醤油、辣油の配合は、夫の仕事です。
餃子大会の夕餉には、胡瓜の浅漬けと蒸し鶏を副菜にしました。餃子の夜、何を合わせますか?
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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