「おっ、美味しい」
取材先のパーラーで、ランチセットについていたガスパッチョが、びっくりするほど美味しかった。
マドリードのサン・ミゲル市場でとった朝食のガスパチョを思い出した。
あの味だ、と思った。
そして、重い腰をあげた。
ガスパチョを作ってみようと思い立ったのである。
どこかで食べて美味しかった記憶から、いつか自分で作ってみたいと思う「憧れの料理」というものがいくつかある。
ガスパッチョは、まさにその「憧れの料理」のひとつだった。
作ってみると、裏ごしは少したいへんだったけど、マドリードの、そして「Iru」のガスパッチョのように美味しくできて、また作ろうと思えた。
「Iru」の店長は、フィレンツェで食べたランプレドットバーガーが美味しくて、それを再現しようと修行を重ね、たどりついた味でパーラーを始めたそうだ。
「憧れの料理」だったのだ。きっと。
そのランプレドットバーガーは、ガスパッチョよりもさらにさらに美味しかった。
けれどこれは、再現しようとは思わない。
たまに「Iru」に食べにいこうと思っている。
パークサイドパーラー「Iru(イル)」です。
シンプルお洒落な店内でしょ。
ランプレドットバーガーのランチについていたのがガスパッチョ。氷が浮いていました。
ファラフェルサンドも、美味しかった♩
そしてこれが初めて作ったガスパチョ。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
おはようございます。
思わず、スペインのお店かなと思ったぐらい、光が降り注ぎ、開放感のあるお店ですね。
「ガソリンスタンド」をリノベーション。なるほど~。
おしゃれな空間に生まれ変わっていますね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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