先月久しぶりに、「みやじ豚」からメールが来た。
500ポイントが、今月いっぱいで失効しますとのこと。
バーベキュー用のロース肉を購入した。
「みやじ豚」は、湘南の親子で営む養豚農家で育てられた豚肉だ。
美味しさの秘訣は、3つ。
①3つの品種を掛け合わせた「三元豚」。
②餌にとうもろこしを使わず、米、小麦、大麦、さつま芋などの穀類、芋類を配合。
③子豚のストレスをなくすため、兄弟だけの部屋で育て、ほかでは頻繁に行われている引っ越しの回数を減らしている。
この「みやじ豚」のこだわりのなかでも、③はけっこうレアだと思う。
「気心知れた者同士、健やかに育った豚」は、臭みやアクが少ないのだそうだ。
ストレスなく兄弟仲良く育てて、屠殺し、美味しい肉を食べるというと、残酷な話、と受け取る人もいるかもしれない。
けれど、豚肉を食べるのなら、手をかけて育て豚肉にして、自信を持って食べてもらおうと日々励んでいる養豚農家さんの仕事に目を背けることの方に、わたしは違和感を覚える。
久しぶりに食べた「みやじ豚」は、これまで食べたどの豚肉よりも美味しかった。
シンプルに段ボールのクール宅急便で届いたみやじ豚。バーベキュー用ロース肉400g。
相変わらず、美しい豚肉でした。
八ヶ岳と夕焼けも、美しいお盆休みの夕刻。
西の空は、窓からは見えません。バーベキュースタートは、すっかり日が暮れてから。
さっそく、みやじ豚から。あけの農さん物直売所でゲットしたズッキーニと。
冷凍してあった焼き鳥も焼いて。ズッキーニがまた美味しかった。
みやじ豚は焼きすぎない方が美味しいので、写真に撮る暇がありません。ピンボケ。
トマトサラダと枝豆と。シンプルバーベキューでした。
翌日は、塩胡椒してフライパンで焼き、山葵で食べました。写真で美味しさが写せないのがもどかしい!
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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