ここ数年ふるさと納税している陸前高田市から、牡蠣が届いた。
殻つきのものと剥き身とあり、どちらも粒が大きい。
軍手とナイフと殻の開き方ガイドも入っていて、至れり尽くせり。剥き身の方は加熱用なので、さっそく殻を剝き、三杯酢でいただいた。
潮の香り、というより潮の味がする。調理に塩は必要のない味だ。
牡蠣フライにバター焼き、牡蠣鍋もしたし、七輪で炭火焼にもした。
炭火焼は初めてだったのでネットで調べると、上下返して焼けばいいとわかる。剥く必要はない。だが、殻が爆ぜるからアルミホイルをかぶせて焼くとよいとのアドバイスがある。実際焼いてみると、これは危険だというほどに殻が爆ぜた。アルミホイルの隙間からテーブルじゅう、そして床にまで飛び散った。かぶせずに焼いていたら、火傷くらいじゃ済まなかったかもしれない。
そんな牡蠣を楽しむ日々に、こんな言葉を聞いた。
フライパンで炒めるもよし。
鍋で煮るもよし。
網で焼くもよし。
牡蠣のことのようだが、そうではない。
行きつけの気功整体の先生から聞いた言葉である。若い頃、奈良のお寺の和尚に「気」をもらったとき、その和尚に言われたそうだ。
この「気」をどう使おうとも、あなた次第、ということか。
来年80歳になるという先生は、さらに新たな治療法を見出していた。
治療を受けつつ考えた。手にしたものをどうするかは、自分次第なのだと。
殻つきの大きな牡蠣が、15個入っていました。
開き方ガイドと軍手とナイフ入り。
なるほど~簡単にとはいかないけど、開けた。
まずは三杯酢で、生のまま。
焼き牡蠣は、開かずにそのまま焼きます。すぐにアルミホイルをかぶせて。平たい方を3分焼き、深い方を4分焼きました。
蒸し焼き状態に。味つけなしで潮の香りを楽しみました。柚子ポンも合います。
にんにくバター焼きには粗びき黒胡椒を。
タルタルソースに埋もれていますが、大きな牡蠣です(笑)
美味しそうですね。
からつきは味が濃いですよね。
いいものほどシンプルなお料理が合いますね。
焼き牡蠣に一票!この日もやっぱり麦酒ですか?
hanamomoさん
そうなんです。殻つきは味が濃いですね~塩分だけじゃない濃さがありますよね。
新鮮でいいものは、ほんと、シンプルなお料理が合いますね。
焼き牡蠣、美味しかったです♡
この日は、同じ市内の酒蔵『七賢』の冷酒をいただきましたよ~
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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