モテキは、人生3回あるそうだ。
突然のモテキである。わたしがではなく、夫のことだ。
50代後半にして社会人チームでサッカーを続ける彼に、オファーが来た。
60歳以上のシニアリーグからのお誘いだ。この春から、2つのチームを掛け持ちすることとなり、同じ日に両方で出場したりもしている。
「今年は、薪の収穫が少なかったね」
そう話していたら、同時期にふたりから「薪はいらないか」と声がかかった。
薪割り機をシェアしているご近所の方々と相談し、置き切れないから、場所を借りようという話になるほどの量だった。
週末、夫の誕生日に合わせたわけではないとは思うが、彼の高校時代の友人ふたりがワインやウイスキーを持って遊びに来た。人気者である。
「モテキ」というものは、いつやってくるのか。
一般的には、こう言われているらしい。
「もう彼女とか、いらないかも」と思った途端にやってくる。ガツガツしない余裕が、モテるのには大切らしい。
自分の体力でできる範囲でサッカーしよう。まあ、来年の分の薪はあるから、あせらずいこう。誕生日を祝うほどの歳じゃなし。
そんな余裕が、モテキを招いたのだろうか。何はともあれ、58歳を迎えた夫は、サッカーも薪ストーブライフもワインも彼らしいスタンスで楽しんでいる。
まずはビールで。『山梨の乾杯』という名の一番搾りはすっきりとした味わい。
いただいた1.5ℓの赤ワイン。これが美味しかった!
翌日は、薪割り。チェーンソー体験。
薪割り機をシェアしているご近所宅で。
八ヶ岳も南アルプスも、雲はかかってはいたけれど綺麗に見えていました。
ご主人のモテキも、エンジョイライフも日々の貢献度に対する神様からの産物だと思います。自然の中で培われるものって、多いですね。 ワインもお料理も、美味しそう! 県外のワイン好きには時々、一升瓶のワインを送ります。驚かれたり喜ばれたりー。それと、ワイン絞りはじめのころには、にごりワインも、なかなかです。おためしあれ、、、です。
悠里さん
モテキ、ご褒美だったとしたらうれしいですね♩
夫はわたしから見ると目が回るほどいつも忙しくしています。
仕事もサッカーも薪仕事も、お酒も(笑)
久しぶりにリキ入れてワインのおつまみ作りました。夫の友人たちには好評で、うれしかったです。
そうそう!山梨には一升瓶のワインあるんですよね。
そこまでの量は飲まないので、普通に普段は千円ワインで晩酌をしています。
絞り始めのにごりワイン、飲んだことありません。今度飲んでみますね♩
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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