家庭で餃子を作るとき、ひとりにつき換算していくつ作るのか、余った具は、あるいは余った皮はどうするのか。どうしているのか。
我が家はといえば、ひとりにつき12個から15個くらい作る。夫婦ふたりの食卓だが、それをホットプレートで焼く。
たいてい食べきれず、残りは翌日の朝食orランチとなる。
具も皮も余っていれば、さらに翌日のランチは包み立てをプラスして焼く。それが許されないスケジュールならば、具を冷凍する。
どこも同じだろうか。いや、たぶん違っているはずだ。餃子を焼くたびに、考える。
そしていつも頭の片隅で思い出すのは、昔偶然聞いていたラジオの女性DJさんが、毎週末餃子を大量に作り冷凍するという話。
「毎週ですか~ご主人に嫌がられないんですか~ってよく聞かれるんだけど、作るのわたしなんだから問題ありません」
そのきっぱり言い切る感じと、大量に冷凍というのが、消えることなくひっかかっていた。
さらに考える。
「包んでから冷凍か~ハードル高いな」
そんな重い腰をどっこいしょと上げ、コツを検索してみた。
①具の水分を少なめにする。
(野菜少なめとあったけど、これはやりたくない)
②具に片栗粉を混ぜる。
③皮は厚めのものを選ぶ。
④バットにくっつかないように並べてラップし凍らせてから保存容器に移す。
⑤焼くときは、冷凍のままフライパンに並べて湯を注ぎ中火で10分蒸し焼きに。ラスト水分を飛ばしたら胡麻油を加え、強火でパリッと焦げ目をつける。
これが、美味しかった。
今回は実験的に少ない個数を試してみたけれど、次回から使えそうだ。
24個包んだ餃子。ふたり分。
ホットプレートで焼くのが、一番簡単です。
水を加えて、5分焼いた状態。ここから水分を飛ばします。
焼けた~♩
タレを作るのは、いつも夫の仕事です。
翌日、ひとりの夕餉。
10個焼きました。ビールに合うなあ。餃子トスコシノ野菜ヲタベ~雨ニモマケズより(笑)
翌日になると白菜の水分が出るのか、味が薄めになっていました。
残りの具は、4個分しかなかった。ペーパータオルで具の水分をとってからオイスターソースと片栗粉を混ぜてみました。皮も厚めじゃないし、バットに並べるほどじゃないけど、いざ実験。
冷凍のまま、ちょうど10分焼いてみました。オイスターソースが利いていたのか、タレなしでもイケました。でも、オイスターソースだとわからないくらいの隠し味になっていて、これ、いいわ~
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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