知ってはいたが、知ろうとしなかったこと、というのは存外多いものだ。
「おらんうーたん」の名を冠したマップがあることは、たぶん10年以上前から知っていた。
北杜市にものづくりアーティストが多いことも、ギャラリーが点在していることも知っていた。もちろん、いくつかのギャラリーやショップ、美術館には足を運んだ。
考えるに、越してきたときの両隣がアーティスト夫婦だったこともあり、そういう環境が普通すぎたのかもしれない。
ゆえに深く知ろうとは、しなかったのだ。
今回、おらんうーたん「八ヶ岳アート&クラフトマップ」が創刊20周年を迎え、記念イベントなどが行われたこともあって、ようやく取材に行き、初めてその概要を知ることができたのだった。
拠点となる「ギャラリーおらんうーたん」の存在。
ひとつの分野に限らず、多種多様なアーティストが集まっていること。
おらんうーたんは、”森の人”つまりは森でものづくりをするアーティストたちという意味合いでつけられた名だということ。
縄文文化が育まれた土地だからこそ、多くのアーティストが集まってきたのではないかと考えられていること。
そのなかに、これまで取材してきた美術館や工房などがいくつか含まれていること。
こうして知ってみて、ふたたび開いたこの地図は、わたしのなかでとても近しいものとなっていた。
「ギャラリーおらんうーたん」です。
さまざまなアーティストたちの作品が並んでいました。
こんなに多種多様なアーティストが集まっている土地って、ほかにないかもしれません。
「八ヶ岳アート&クラフトマップ」と「HOKUTO ARTS & CRAFTS GUIDE」です。
長野県にまたがっているとは、知らなかった。
巣作り中のツバメが、泥を食えて飛び回っていました。ツバメは春から秋にかけて滞在するあいだに2回子育てをするそうです。2回目の子育てには、最初の子たちも一緒に参加するのだとか。
オーナーさんに、教えていただきました。
☆『地球の歩き方』山梨特派員ブログ、更新しました。
【ギャラリー巡りをしよう!八ヶ岳アート&クラフトマップ創刊20周年~「ギャラリーおらんうーたん」】
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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