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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

凍った朝に

この季節、朝早く運転しようと思うと、まず凍ったフロントガラスを解かさなくてはならない。地球のためにアイドリングはしたくないが前が見えなくてはどうしようもない。

 

そしてこの季節、気をつけなくてはならないのが、凍ったカーブミラーだ。

曲がった先に何が待っているかわからないので、そろりそろりと進み、曲がった先をのぞきつつ運転する。

 

そのときの感覚が、何かに似ているなあとずっと思っていたのだが、ようやくわかった。

本のページをめくるときだ。

曲がり角の向こうに何があるかわからない。

それが、めくったページの先にある未知の世界をのぞく感じと似ていたのだ。

 

ページをめくって事故に遭うことはないが、凍ったカーブミラーの向こうには危険が潜んでいるかも知れない。凍った朝の運転は、何ともミステリアスである。

夫のジムニーです。凍っていました。

駐車場からは、南アルプス連峰鳳凰三山が見えます。

山も凍ってるなあ。

これは2階のキャットウォークから見た八ヶ岳。

ますます白くなってきました。

最高峰赤岳が、いちばん白い。

権現岳も白く白く雪化粧しています。

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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