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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

わたしのなかの春には

芝桜が花を咲かせる季節になると、毎年10株ほど植え足すのが春の行事となった。

店先に出る芝桜には白とピンクがあり、ピンクにもやわらかな色合いのものや紫がかっているもの、濃いはっきりとしたショッキングピンクやかすかに模様が入っているものなどもある。

そのなかで、ここ最近は濃いピンクを選び植えている。

「ピンクは、それほど好きな色じゃないんだけどな」

そう思うのも、毎年のことだ。

 

なぜピンクなのか。

もちろん理由がある。

芝桜の脇にずらりと並んだ雪柳が、同時期に真っ白い花を咲かせるからだ。

だから白には遠慮してもらい、雪柳の白と芝桜のピンクというコントラストを楽しんでいる。

春の陽を浴び芝桜を植えていて春が来たなあと実感するのも、毎年のこととなった。そんなとき、それほど好きな色じゃなかったピンクとも少しずつ親しくなっていくような感じがする。

わたしのなかの「春」には、そんなピンクと親しくなる感じがきっと含まれている。

 

雪柳は夫の担当で、彼もまた毎年植え足している。彼の仕事は、花が終わった頃だ。

駐車場の砂利の脇なので、お花畑のようにのびのびと広がってはいかないけれど、少しずつ増やして端まで広げようと話している。

玄関まえの駐車場です。

 

こんな感じで咲いています。

こちらは以前植えたやわらかな色合いの芝桜。

きのう植えた濃いピンクの芝桜。写真に撮るとあんまり変わらない(笑)

石垣に登っていきそうな子もいます。

雪柳は、ところせましと花を咲かせていますね。

春の陽を浴びて、気持ちよさそう。

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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