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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

蛍を観に

ずいぶんと久しぶりに、蛍を観に行った。

観に行ったと言っても、夫を駅まで迎えに行った帰り道、お隣り韮崎市の蛍祭りをする神社に立ち寄っただけだ。

 

久しぶりに見た蛍は、白い光をゆっくりとつけては消し、ゆらゆらと曲線を描きながら飛んでいた。

すでにイメージすらできなくなっていたのだが、絵に描いたような黄色い温かな光ではなく、ただ白く小さく小さく光るんだなあとぼんやりと思った。

「蛍がなぜ光るのか、いまだ解明できてないんだよね」

夫が言う。

「人間にわからないことが、まだまだいっぱいあるんだよね」

「少なくなっちゃったね、蛍」

「人間が、川を汚してるからねえ」

そんな会話をしながら、もしもと考えた。

もしも蛍が地球から絶滅しちゃったら、人間にはわからない何かとても大切なものを地球は失うんじゃないかな、と。

 

そう思いながらも、地球のために何もしていない。

車に乗らないデー、作ろうかな。

蛍の写真はありませんが、ホタルブクロは庭にいくつも咲いています。

うつむいた姿が、可愛らしいです。

今年は、いつになく紫陽花がみごとに咲きました。目にまぶしい青です。まだまだ楽しめそう。

小さな花を集めてブーケのように咲くのがまた可愛い。

ガクアジサイは、まだこれからです。

紫陽花の上には、真っ白なヒメシャラが咲き始めました。

末娘が小学校のときに学校から持ち帰ったシモツケ。

家を建てたときに大工さんにいただいたマツバギクも、いっぱい咲いています。

 

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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