さらに引き続き『女ひとりの夜つまみ』を楽しんでいる。
「揚げなくてもおいしい!長ねぎの焼き春巻き」を作った。
具は、長葱とクリームチーズと味噌だけ。下ごしらえと呼べるほどのものはなく、揚げ油の用意もいらない。
そして、ツレヅレハナコさんは言う。
ただの野菜でも「春巻きの皮で包んで焼く」だけで、一気につまみ感が増すのです。
たしかに、納得! そしてこれが美味かった。
さて。この料理本の魅力は、美味しい料理のレシピであることはもちろんなのだが、ほかにもある。ツレヅレハナコさんの優しいアドバイスだ。例えば。
余力があれば、水で溶いた片栗粉か小麦粉を塗って端を停めましょう。
春巻きの皮を巻きながら、深くうなずく。余力があればってことは、なければやらなくていいってことだ。また例えば。
クリームチーズとみそ。両方入れるとおいしいですが、どちらかだけでもOK。
こうじゃなくっちゃダメってことはないんだよ、と教えてくれている。さらに例えば。
まとめて巻いて冷凍しておけば、さらにお手軽! 凍ったままフライパンに入れ、少し長めに過熱してどうぞ。
そうなのよ。春巻きの皮、余ってダメにしちゃうこと多いんだよね。至れり尽くせりのアドバイスありがとう!
ビール片手にひとりキッチンに立ちながら、和むんだよね。まるで本のなかに、何でも肯定してくれる「コウペンちゃん」がいるみたいなんだもん。
材料は、春巻きの皮、長葱、味噌、クリームチーズ、オリーブオイル。
斜めに切った葱とクリームチーズを味噌を塗った春巻きの皮で巻いて、オリーブオイルで焼くだけ。簡単!
わーい! パリッと焼けた♩ なかはとろーり熱々。
「香るエール」のグラスを凍らせて、でも中身は「のどごし生」(笑)
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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